【SID】量子ドットを利用した広色域の液晶パネル，LG Displayが展示韓国LG Display Co., Ltd.が，量子ドットを利用して色域（色再現範囲）を広げた液晶パネルを，ディスプレイ関連最大の国際会議「SID 2010」の展示会で披露した。バックライト光源のLEDに量子ドットLEDを利用することで，液晶パネルの色域を30％広げることができたとする。
アモルファス酸化物TFTディスプレイはモノになるか？
“ポスト・アモルファスSi”として期待を集めている透明アモルファス酸化物半導体（TAOS）。このTAOSを使った酸化物半導体TFTディスプレイは果たしてモノになるか。2月23日に開催された「FPD International 2009 プレセミナー」では，アモルファスIGZO（In, Ga ,Zn, O）の発明者である東京工業大学教授の細野秀雄氏を交えて徹底的な討論が繰り広げられた。
【CEATEC】ロームの「絵の出るLSI」，今年は色再現性をさらに向上
ロームは，幕張メッセで開催中の「CEATEC JAPAN 2008」で，駆動用LSIの上に対角0.22インチの有機ELパネルを直接実装した超小型の有機ELディスプレイの試作品を参考出品した。展示では「絵の出るLSI」と称していた。同社は過去数年の展示会に，LSI上に実装した超小型の有機ELディスプレイを参考出品している。今回の試作品は，昨年のものに比べて色再現性をさらに向上したという。
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東大生産研，ロール・ツー・ロール印刷技術によるMEMSディスプレイを開発