内閣府はサン・マイクロシステムズなどが開発した政府・自治体システム向けフレームワークを近くオープンソース・ソフトウエアとして公開する。サンでは「このフレームワークにより,生産性が向上するとともに,システムを小さなサービスに分割し,地元の小規模なITベンダーに分割発注することが容易になる」(政策推進営業本部 寺澤慎祐氏)としている。 同フレームワークは,ガバメント・サービス・バスと呼ぶ機能により,複数のサービスを連携させる。サンでは「従来のSOAが業務毎にシステムを開発していのに比べ,より小さなサービスの単位での開発が容易」(サン 寺澤氏)という。また同フレームワークを使い,沖縄県浦添市の予防医療業務システム「3kg減量市民大運動システム」を開発した。介護保険給付調整事務支援システムや医療保険給付調整システムと連携する。「開発期間は3~4週間で,担当した技術者によれば通常の半分の期間で開発で
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