年功序列・終身雇用の崩壊に伴い、一つの会社で勤め上げれば、漫然と働いていても、稼ぎが増えていく時代はすでに終わっています。 実際、データをみても実質の平均給与は、2000年代から低迷し続けています。 出典:厚生労働省「平均給与(実質)の推移(1年を通じて勤務した給与所得者)」 しかも、物価高のこの時代においては、多少昇給をしたとしても、実質的な生活水準は大して変わらないどころか、むしろ下がっていくのが実態です。 にもかかわらず、「ではどうすれば稼ぎを増やして、生活水準を向上させるのか」について、ある程度明確な指針を持っている人は少ないのが現状です。 本稿では複雑性が増した現代で「一攫千金」ではなく、なぜ稼ぎが上がらないのかを知ることで、「どうすれば、淡々と稼ぎを上げていけるのか」について、指針を示します。 稼ぎはどのように決まるか どうしたら稼ぎを上げることができるか? 稼ぎを上げる「3種