松重豊氏扮する雑貨商の井之頭五郎が、仕事で訪れたさまざまな街で一人もくもくと食事をする――そんな風景が淡々と描かれるドラマ『孤独のグルメ』。久住昌之氏原作、谷口ジロー氏画の、同名の漫画をドラマ化したものだ。 2012年1月に第1回が放映されるやいなや、深夜にもかかわらず「五郎さんの食べっぷりが素晴らしい」「旨そうなものばかりで深夜に見るのは酷すぎる!」などとネットで話題になり、「夜食テロ」と言われるまでに。その後シリーズ化され、この10月2日(金)からはいよいよSeason5が放映される。新シリーズが予告された日はSNSが「夜食テロ再び」と湧いたほどだ。 放映に先駆け、同番組のプロデューサー吉見健士さんに『孤独のグルメ』が支持され続けている理由を聞いた。 株式会社共同テレビジョン プロデューサー 吉見健士さん 原作の世界観を愛し、10年間「ドラマ化したい」と訴え続ける 吉見さんは、出版社勤