独身、離婚、孤独死への不安。漠然とした闇を一切感じさせず、「ぼっちライフ」を謳歌している中年たちがいる。なぜ孤独でも楽しく過ごせるのか? 中年を迎えたときに、隣に誰もおらずとも寂寥感にとらわれずにすむ方法を模索した。 ◆“孤独力”を身に付け、より豊かな人生を歩む 老後のためのライフラインづくりが必要な一方、精神科医の水島広子氏は「他者に振り回されないためにも、孤独力が重要」と語る。 「孤独力とは、人の目を気にするのではなく、自分の置かれている環境に感謝したり楽しむということ。『友達がいない』『食事をする相手がいない』と引き算の発想をするのではなく、今できることに感謝するのです。群れを好む人は、誰と時間を過ごすかよりも、『人と一緒にいる』ことだけで満足してしまいがち。誰かいないと何もできないので、“自由度”も格段に低い。上質な時間を過ごし人生をより豊かにするためにも、単独で動く習慣は大切です
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