長時間の運動能力に一番関係する最大酸素摂取量は、 男性50mL/kg・min 女性 40mL/kg・min でして、女子は男子の 80%となります。この差がそのまんま、長距離における男女の成績比となります。 一方、短距離走でもっとも関係するのは、単位筋肉組織あたりの血液流入量で、 これは女性は男性の95%程度となり、短距離走での男女の成績比が小さくなるのは主にこれが効いていると言われます。 ここから本題なのですが、要は、 単位筋肉組織あたりの血液流入量で5%~10%分のハンデを背負わせたとき、 最大酸素摂取量換算でどれだけのハンデになるか?次第で男のほうが女より遅くなるかどうかが決まるわけです。 私も実験したことは無いので、正しいところは分からないけれど、 諸々考慮しても、短距離で同じ速さにハンデ調整しても長距離では男が勝つのではないかと予想します。 もともと男女間の運動能力について、神経