価格.comをはじめ、少なくとも6つのWebサイトが不正アクセスを受けてWebページを改ざんされ、ウイルスを実行するような仕掛けが施されていた。類似の被害を防ぐには、事実の共有が必要ではないだろうか。 5月中旬以降、価格.comをはじめとして、ITmediaで把握しているだけでも少なくとも6つのWebサイトが不正アクセスを受けてWebページを改ざんされ、ウイルスを実行するような仕掛けが施されていたことが明らかになった(関連記事1)、(関連記事2)。 たまたまメディアで報道されたため注目が集まり、いかにも被害が頻発しているように見えるだけだ、という見方をする人もいるかもしれない。しかし、わずか2週間足らずの間にこれだけのケースが浮上してきたことを考えると、今回不正アクセスを受けたサイトと似たような環境で運用され、被害を受ける恐れのあるWebサイトが他にも数多く存在している可能性は高いと考えた