全国清涼飲料工業会と日本自動販売機工業会は、大阪府内の自動販売機において「自販機犯罪通報システム」の運用を3月1日より開始する。 今回開発された「自販機犯罪通報システム」は、清涼飲料水などを販売する自動販売機に、防犯カメラなどを備えた機器を設置し、無理にこじ開けようとするなど異常を感知すると通報するというもの。両工業会では、自動販売機に対する犯罪が増加したことを背景に、東京都および愛知県でも「自販機犯罪通報システム」を運用してきたが、今回、大阪で展開されるシステムでは、自動録画機能が新たに追加された点になるという。 対象となる自販機は、大阪府内の清涼飲料水・たばこの自販機。機器側には、防犯カメラによる自動録画機能が備わっているほか、携帯電話網に接続可能な通信モジュールも組み込まれている。異常検知時には、携帯電話網を通じてセンターに異常を通知し、さらに最寄りの警察署内に設置された専用電話に、