夫婦になってからも、恋愛時代のように言葉で気持ちを伝え続けられる人は、一体どれくらいいるのでしょうか。作家・投資家の山本一郎さんはその大切さについて、「夫婦が幸せを実感しながら生活をしていくうえで必要不可欠」だと語ります。 山本一郎さん、45歳。作家・投資家で、ネット界のかつてのハンドルネームは「切込隊長」。その名の通り舌鋒鋭く社会問題に切り込むスタイルとは裏腹に、現在では3人の男児の父親として、日々子育てに奔走しています。 初めて付き合った女性は現在の奥さまで、結婚10年目となる今もピュアな愛情を保ち続けている山本さん。そんなおふたりの出会いから夫婦観、幸せを保つ秘訣について、じっくり伺いました。 ◼初デートは大遅刻というアクシデントで始まった ——おふたりはどんな風に出会ったのですか? 山本一郎さん(以下、山本さん):知人の紹介で出会い、メールで何度かやりとりをするようになったんです。