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ブックマーク / anime.eiga.com (4)

  • 【数土直志の「月刊アニメビジネス」】アニメが席巻、2019年ヒット映画の仕組み

    邦画も洋画も、上位に並ぶのはアニメーション 1月28日に日映画製作者連盟(映連)から2019年の映画興行成績が発表され、その作品別上位にアニメ作品が占めた。近年のアニメの勢いを感じさせるものだ。邦画興行1位は「天気の子」(140.6億円)、2位は「名探偵コナン 紺青の拳(フィスト)」(93.7億円)、4位「ONE PIECE STAMPEDE」(55.5億円)、5位「ドラえもん のび太の月面探査記」(50.2億円)と上位5タイトルのうち4つがアニメと、ほぼ独占状態。 洋画でもアニメーションが強い。最もヒットしたのは「アナと雪の女王2」(127.9億円)、3位に「トイ・ストーリー4」(100.9億円)。2位の「アラジン」(121.6億円)は2Dアニメーションの大ヒット作を実写に、4位の「ライオン・キング」(66.7億円)はCGに置き換えたものである。上位4作全てがアニメーション関連と言って

    【数土直志の「月刊アニメビジネス」】アニメが席巻、2019年ヒット映画の仕組み
  • 【数土直志の「月刊アニメビジネス」】ゴールデンタイムから「ドラえもん」「しんちゃん」が消えた理由

    長年テレビシリーズが続く人気アニメ「ドラえもん」と「クレヨンしんちゃん」の放送時間が、2019年10月から変更になる。これがちょっとした話題になっている。 現在は「ドラえもん」が毎週金曜日午後7時半から、「クレヨンしんちゃん」が同じく午後7時から、いずれも全国テレビ朝日系で放送されている。テレビ朝日は10月より土曜日午後4時半から5時半の1時間を「アニメタイム」とブランディングした新たなアニメ枠として、ここに「ドラえもん」(5時~)と「クレヨンしんちゃん」(4時半~)とが移ってくる。 テレビ朝日では放送時間変更を“お引越し”と銘打って、記念スペシャル企画も実施するお祭りムードで盛り上げる。しかしアニメ関係者には、「いよいよ来るべきもの来た」とやや気落ちした空気も漂う。両番組の移動で、地上波キー局の「ゴールデンタイム」からアニメ番組が消えるからだ。これは1964年1月からの「鉄腕アトム」以来

    【数土直志の「月刊アニメビジネス」】ゴールデンタイムから「ドラえもん」「しんちゃん」が消えた理由
  • 【数土直志の「月刊アニメビジネス」】「ベイブレードバースト」がTV放送を止めてYouTubeを選ぶ時代

    動画配信のYouTubeが、2019年の日アニメ業界に大きな衝撃を巻き起こしている。きっかけは、4月からスタートした新作アニメシリーズ「ベイブレードバースト ガチ」だ。 「ベイブレードバースト」は1997年にスタートした「ベイブレード」につながるキッズアニメで、「メタルファイト ベイブレード」を経て、2015年より現在の第3世代「ベイブレードバースト」となった。20年以上の歴史を持つがテレビアニメの放送、雑誌でのコミック連載、そしてタカラトミー(当初はタカラ)から発売する関連玩具といったメディアミックスのビジネス構造は変わらない。 ところが「ベイブレードバースト」第4シーズンとなった最新作「ベイブレードバースト ガチ」は、テレビ放送をしていない。その代わりが動画配信である。 YouTube「タカラトミーチャンネル」やOfficial BEYBLADE Channel、さらに中心となるのが

    【数土直志の「月刊アニメビジネス」】「ベイブレードバースト」がTV放送を止めてYouTubeを選ぶ時代
  • 京都アニメーションがフィギュアに与えてくれたもの

    7月に開催されたワンフェス会場には、その1週間ほど前に起こった京都アニメーション放火事件への追悼&応援パネルがありました。 こちらはQuesQでのもの。 他にもあったかもしれませんが、私が気づいたのはこの2カ所でした。この悲劇的な事件はホビー業界にとっても大変ショッキングなことだったのです。 京アニは日のアニメの方向性を大きく変え、その後に大きな影響を与えているというのはアニメファンなら誰もが知るところですが、フィギュアというジャンルにおいてもその影響は大きく、京アニがなければ現在のようなフィギュアの隆盛はなかったかもしれません。そんな京アニとフィギュアについてあらためてまとめてみました。 まずなによりも、「涼宮ハルヒの憂」があったからこそ、現在の主流であるPVC製塗装済完成フィギュアのファン層が大きく広がったという事実があります。 PVC完成品フィギュアの歴史を振り返ると、2004年

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