アメリカの研究グループは今月、撮影した衛星写真から北朝鮮の核施設で煙が確認されたなどとする分析結果を公表しました。使用済み核燃料の再処理の準備に向けた動きの可能性もあると指摘しています。 それによりますと、この施設にある建物の煙突から煙が立ち上っているほか、石炭の貯蔵容器が整備されている様子などが確認できるとしています。 そのうえで、これらの動きはこれまでの例ではプルトニウムの抽出につながる使用済み核燃料の再処理の兆候だったとして、初期段階の準備に向けた動きの可能性もあると指摘しています。 一方で過去の再処理の準備の際には見られていた専用の車両が今回は見当たらないとして、実際に再処理の準備かどうかははっきりしないともしています。 研究グループでは、北朝鮮がこの施設で去年から原子炉を再稼働させた可能性があると分析していて、ことし2月に撮影された衛星写真の分析結果でもプルトニウムの生産が再開さ
![「北朝鮮核施設で煙確認」 核燃料再処理の兆候も 米研究グループ | NHKニュース](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/139e0fe7964b5322c8cdfde0127a178eb05a05b1/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fwww3.nhk.or.jp%2Fnews%2Fhtml%2F20180531%2FK10011459571_1805311258_1805311302_01_02.jpg)