『日経サイエンス』の記者兼編集者、古田彩さんによる「量子力学ってどうも騙されているようで納得できない」人のための、日経サイエンス7月号「特集:量子の地平線」の前説連ツイ。まだ続くようなので、暫定まとめです。
「小澤の不等式」。数学者の小澤正直・名古屋大学教授が2003年に提唱した,ハイゼンベルクの不確定性原理を修正する式です。小澤教授は30年近くにわたって「ハイゼンベルクの不確定性原理を破る測定は可能」と主張し続けてきましたが,このたびついに,ウィーン工科大学の長谷川祐司准教授のグループによる実験で実証されました。15日(英国時間)付のNature Physics電子版に掲載されます。 小澤の式とはどんなものでしょうか? まず,物理の教科書をおさらいすると,1927年にハイゼンベルクが提唱した不確定性原理の式は,こんな形をしています。 εqηp ≧ h/4π (hはプランク定数,最後の文字は円周率のパイ) εqは測定する物体の位置の誤差,ηpは位置を測定したことによって物体の運動量に生じる乱れです。もし位置が誤差ゼロで測定できたら運動量の乱れは無限大になり,測定してもめちゃくちゃな値がランダ
この記事は検証可能な参考文献や出典が全く示されていないか、不十分です。 出典を追加して記事の信頼性向上にご協力ください。(このテンプレートの使い方) 出典検索?: "M理論" – ニュース · 書籍 · スカラー · CiNii · J-STAGE · NDL · dlib.jp · ジャパンサーチ · TWL (2015年3月) M理論(Mりろん)とは、現在知られている5つの超弦理論を統合するとされる、11次元(空間次元が10個、時間次元が1個)の仮説理論である。尚、この理論には弦は存在せず、2次元の膜(メンブレーン)や5次元の膜が構成要素であると考えられている。 この理論の低エネルギー有効理論は、11次元超重力理論となる。この理論に登場する場は重力場(グラビトン場)・グラビティーノ場・3形式場しかなく、超弦理論の低エネルギー有効理論である10次元超重力理論よりも単純な理論であると言える
ここは非常に難解な領域です。浅学な私の能力では、表現や概念が微妙に狂ってくる 可能性があります。ご承知置き下さい。なお、そのことに気づき次第、逐次訂正します。 参考文献: “ 超ひも理論からM理論へ” M.J.ダフ (ロンドン大学インペリアルカレッジ) 日経サイエンス1998年5月号 世界の理論物理学界では、現在まさに真っ赤に燃え上がっている最先端研究領域で す。日々、新しい論文が続々と発表されているものと思われます。 プロローグ 最近、超弦理論(超ひも理論)を越えるM理論が登場し、物理学の世界はちょっと した興奮状態にあるといわれます。さて、このM理論とは一体何なのでしょうか。私 も門外漢ですので、まずこのあたりから探っていきたいと思います。 この宇宙(物理空間)では、4つの基本的な力が観測されています。つまり、重 力、電磁気力、弱い核力、強い核力の4つです。そして、これらを統一する理
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