カウンセラーとしての日々の仕事から解放され、信田さよ子が自由に深夜の想念を綴るMidnight Blog 2010年08月02日 国家の暴力と家族の暴力 森法務大臣が死刑執行にサインした。そして執行に立ち会った。 死刑存置論者ではない森大臣がサインしたことは、さまざまな背景によるものだろう。 先進国でたった二つの死刑容認国である日本。もう一つはアメリカだが、州によってずいぶん違うらしい。 たぶん想像なのだが、死刑執行サインをするかわりに、東京拘置所内にある刑場公開を迫ったのだろう。奇妙な話だが、死刑がどこでどのように実施されるかを知っている人は少ない。 ちなみに私は死刑反対の立場だが、難しい理由からではなく、単に死刑を生理的に拒絶するからである。吐き気がする。死刑を扱ったグリーンマイルやデッドマンウォーキングという映画は、到底見ることができなかった。 国家の暴力と私的領域(家族)の
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