JR新横浜駅から徒歩5分ほどのビジネス街。ごく普通のオフィスビルの1階に日本版「3Dプリンター」革命の現場がある。光造形や3Dプリンターで365日、プラスチック部品を製造する会社「JMC」。CT(コンピューター断層撮影装置)データをもとに頭蓋骨や心臓のモデルを作り、CADデータから自動車部品の試作品を作成するなど、日本のものづくりを支える。JMC社長の渡辺大知氏に新しいものづくりの世界に飛び込んだ経緯や新プラスチック成形技術の特徴について聞いた。 インタビュー/長坂邦宏 nikkei BPnet編集 文・構成/宮島 理 撮影/中野和志 当初は保険代理店、ものづくりの口利きビジネスも ――個人や小規模事業者でも、革新的なものづくりが期待できるということで、3Dプリンター(下の「囲み記事」参照)が注目を集めています。JMCでも、3Dプリンターを使った樹脂部品の製造を行っているとのことですが。
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