[ネピドー 23日 ロイター] - ミャンマーの最高裁は23日、イスラム教徒少数民族ロヒンギャの取材を巡り国家機密法違反の罪に問われたロイター記者2人の判決公判で、それぞれ禁錮7年としていた下級審の判決を支持し、上告を棄却した。 4月23日、ミャンマーの最高裁は、イスラム教徒少数民族ロヒンギャの取材を巡り国家機密法違反の罪に問われたロイター記者2人(写真前列中央と後列中央)の判決公判で、それぞれ禁錮7年としていた下級審の判決を支持し、上告を棄却した。写真はヤンゴンで昨年8月撮影(2019年 ロイター/Ann Wang) 最高裁のソウ・ナイン判事は法廷で「彼らは7年の判決を受けた。この判断は有効であり、上告は棄却された」と述べた。理由には言及しなかった。 ワ・ロン記者(33)とチョー・ソウ・ウー記者(29)はロヒンギャ虐殺疑惑を取材していた2017年12月に逮捕されて以降、16カ月以上身柄を