インターネット交流サイト「ミクシィ」に上司の批判や仕事の愚痴を書き込んだとして、兵庫県警が、20歳代の女性巡査長を所属長訓戒処分にしていたことがわかった。 県警は「警察官の信用を失墜させる行為」と判断した。巡査長は7月末に依願退職したという。 県警によると、巡査長は警察署に勤務し、2006年5月〜09年7月、ミクシィで日記を掲載。07年12月に「周りが言うほど正義感があふれる仕事ではない」「ストレスに見合うだけの給料はもらえない」などと記述した。 今年5月には、交通死亡事故について、「なぜ4時間も現場で立ち番をしなければいけないのか」とこぼし、上司に対しては「理解に苦しむ」と書いていた。 巡査長は日記が閲覧できる対象を制限していたが、中には一般人も含まれていた。今年7月に同僚が見つけ、発覚したという。