はいはい、また中国大気汚染、戦慄のニュースのお時間でございますよ。 米国科学アカデミー紀要に載った最新論文で、中国の大気汚染が太平洋を遥々こえて西海岸にも有害物質をまき散らしていることがわかりました…ひゃーオソロシー! …って偏西風は真っ直ぐ西海岸目指して吹いてくるんだから当たり前じゃないですかね。昨年11月にNASA気象シミュレーションセンターがゴダード地球観測システムモデルで再現した「最高解像度の世界の風のシミュレーション」(下図)を見ても、中国の風はばっちり日本北部を通って西海岸に当たってます。 調査では、中国の製造工場から出る酸化窒素や一酸化炭素で「LAは基準値を超えるスモッグが年間1日増えてる」こと、基準値未満の日も「西海岸で検出される硫酸汚染物質の4分の1は中国から流れてきたもの」であることがわかってます。汚染物質が米国本土に到達しているのはわかっていましたが、数量化したのは今