こども食堂は「福祉っぽい」イメージ?岡田武史・サッカー日本代表元監督をこども食堂にお連れした際、岡田さんは帰り際にこう言った。 「ちょっと言いづらいんだけど…… 申し訳ないけど、もうちょっとみんなが『すみません』と言って入ってきて、『ありがとうございます』と言って帰っていくような場所かと思ってた」 こども食堂を訪問した岡田武史さん(左)(筆者提供)そう。どこか参加者が肩身を狭くしているような、いわゆる「福祉っぽい」場所だと、人はこども食堂をイメージしている。 誰かからそう言われなくても、なんとなく、いつの間にか……。 しかし岡田さんがそうだったように、行ってみるとイメージは一変する。 子どもは部屋から部屋へ、所狭しと駆け回る。 お母さんたちは、子どもが勝手に遊んでてくれるので、おしゃべりに夢中。 主宰者のおじさんは、そろそろ晩酌がしたくなって、「帰れ、帰れ」と(笑)。 ……こんなにぎやかな