[2023.5]ブラジル初!性自認が女性のアーティスト限定プログラム「マーレス」、参加者のMAKOさんへインタビュー ※こちらの記事は、5月24日(水)からは、有料定期購読会員の方が読める記事になります。定期購読はこちらから。 文●島田愛加 2014年、念願のサンパウロ州立タトゥイ音楽院のポピュラー学科サクソフォン専攻に入学し、しばらくして音楽院の広報担当から「女子生徒を増やすためプロパガンダに出演してくれないか」と打診された。事情がわからず、なぜそんな必要があるのか聞いてみたら、どうやらブラジルでは楽器を演奏することは未だに男性の役目、あるいは特権だと思っている人が存在するというから驚いた。 慣れないポルトガル語生活に必死で気付いていなかったのだが、確かにサックス吹きの私が参加しているグループは男だらけだった。 その通り、ブラジルで最も古い歴史ある我が音楽院も、初めてドラム専攻を卒業した
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