米サンフランシスコに本社を置くDittoは12月23日、日本航空(JAL/JL、9201)と共同で機内食注文管理アプリの実証実験を実施したと発表した。ITベンチャーのDittoは、スマートフォンやタブレットなどのモバイル端末同士をアプリだけでデータ通信させる技術を開発しており、客室乗務員が機内でインターネット回線に接続されていない端末を使って機内食の注文を処理したり、乗務員同士でやり取りができる。 今回の実験では、客室乗務員が従来から機内で使用しているiPadに、Dittoが開発した機内食注文管理アプリをインストール。機内食の注文状況を客室乗務員同士で共有し、管理できるようにした。同社によると、今後は乗客が機内で自分のスマートフォンから食事を注文し、客室乗務員はiPadでリアルタイムに同期された注文情報を共有して対応するといった展開も検討したいという。 Dittoの技術は、Bluetoot
![米Ditto、JALと機内食注文アプリの実証実験 アプリだけでデバイス間通信](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/abe413e75e8774eeaf857a724807591e45f5c68f/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fwww.aviationwire.jp%2Fwp-content%2Fuploads%2F2021%2F12%2F211223_ditto_jal_01-720.jpg)