ブックマーク / xtech.nikkei.com (8)

  • 止まらないOCRの進化、江戸時代のくずし字攻略が目の前に

    約2カ月前、あるニュースに目が釘付けになった。凸版印刷が、江戸時代以前のくずし字を自動解読し、テキストデータ化する「くずし字OCR」なる技術を開発した、というのだ。多くの人にとっては日常的なニュースの一つかもしれない。しかし、大学時代に日史を専攻・研究していた筆者にとっては驚くべき事態だ。 くずし字は、そう簡単に読めるものではない。少なくとも筆者はマスターできなかった。いくらテクノロジーの進化が日進月歩とはいえ、OCRで自動解読できるとは、にわかに信じがたいことだ。真相を探るべく、凸版印刷に向かった。出迎えてくれたのは、同社情報コミュニケーション事業部の大澤留次郎氏と山純子氏だ(写真)。

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    gebet 2015/09/09
  • ベルギーのIMECは,なぜ強い

    2010年11月16日の昼過ぎ。国内のエレクトロニクス関連メーカーで研究開発にかかわる担当者が,東京都内の高級ホテルに続々と集まった。ベルギーの研究機関であるIMECが開いたセミナーに参加するためだ。 集まった人数は約250人。IMECのCEO(最高経営責任者)を務めるLuc Van den hove氏が語る2025年の未来社会のビジョンを皮切りに,現在進行中の研究プロジェクトが次々と披露された。会場では,プロジェクターが映し出すプレゼンテーション資料や説明について,随所随所でメモを取りながら真剣な表情で耳を傾ける姿が目立った。 IMECは,半導体プロセス分野を中心に技術開発を手掛ける研究組織である。1984年にベルギーのフランダース政府の肝煎りで設立された同研究機関の存在感が,ここにきて高まっている。 設立当初,大学の研究者を中心に70人ほどの小所帯でスタートしたIMECの人員は,201

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    gebet 2011/12/05
  • スチュワーデスが見える席

    あるリンゴに関していささか憤慨している。いや、リンゴが悪いわけでもそれを育てた人に腹を立てているわけでもない。たまたま「奇跡のリンゴ」という話を聞き、どれどれと調べていくうちに嵐のような賛美の声を目の当たりにし、それを読んでるうちに熱いものが腹の底からこみ上げてきたのである。 この、奇跡のリンゴなるものの存在を知ったのは、中村修二氏と先日話したことを基に、別の記事を書いている最中だった。聞いてしまったばっかりに、俄然そちらに注意が奪われてしまい、仕事が前に進まなくなってしまった。そんなことで今回は、「それはしばらく後にしたら?」というもう一人の自分の声に抗って、これをテーマにすることにした。というのも、「インチキまくら」とか「天然疑惑」とか、どうも最近この手の話が多いのである。だから、「あぁ、またその手の話ね、聞き飽きたわ」という方も少なからずいらっしゃると思う。それを無理にお引止めするこ

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    gebet 2010/07/16
  • 窓にも,ブラインドにも,スクリーンにもなる液晶フィルム《動画あり》

    屋内の窓としても,ブラインドとしても使えるプロジェクタ用スクリーンを,福岡のベンチャ企業ビジョンマルチメディアテクノロジが開発,この5月に発売する。販売開始に先駆けて,同社は都内で開催中のディスプレイ関連の展示会に試作品を出展している。

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    gebet 2009/04/18
  • なぜ,日本の女性技術者は少ないの?

    今から20年ほど前,筆者が某大学の工学部に在籍していたとき,同学年に1000人ほどの学生がいました。しかし,私も含め女性はわずか8人でした。現在は1100人くらいに定員が増えていますが,そのうち80人くらいが女性だそうで,とても頼もしく思います。 けれども,IT業界で働く女性技術者がどんどん増えているという実感はありません。国際的に見ても,日は相変わらず科学技術分野で働く女性の数はとても少ないようです。『男女共同参画白書 平成17年版』によれば,日の研究者(技術者,大学教授など)に占める女性の割合は11.6%(図1)。欧米先進国と比較すると,アメリカの32.5%,フランスの27.5%,イギリスの26.0%,ドイツの15.5%よりも低い数字です(図2)。 図1●日の研究者(技術者,大学教授など)に占める女性の割合は11.6% 内閣府男女共同参画局発行『男女共同参画白書 平成17年版』に

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    gebet 2006/10/19
    なんだかねぇ。
  • それでも“Winny”は無くならない

    Winnyのネットワークがついに崩壊するかもしれない。 米eEye Digital Securityの鵜飼裕司氏らが開発した「Winnyネットワーク可視化システム」(以下,可視化システム)が近く動き出すからだ(関連記事「米eEye,「Winnyネットワーク可視化システム」を無償で公開」)。コンピュータソフトウェア著作権協会(ACCS)と日国際映画著作権協会(JIMCA)が同システムの導入をほぼ決めている。鵜飼氏によれば,他の著作権管理団体も導入を検討中だという。 7月中のシステム稼働を予定するJIMCAは「可視化システムを使って著作権侵害行為に対して警告活動を行う。悪質な場合は刑事告訴も辞さない」(萩野正巳・調査部広報・統計分析室長)と強硬な構えを見せる。各団体が同様の活動を行えば,かなりの著作権侵害行為の削減を見込めるはずだ。 さらに逮捕者が出る事態にまで発展すれば,Winnyユーザ

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    gebet 2006/06/20
    そのとおり。/というか現在の著作権法自体も考え直すべき。妖精現実さんの案が現実に…ならないか。
  • 「不審なファイル」って,どんなファイル?

    セキュリティの鉄則の一つとして,「不審なファイルは開かない」ということが挙げられます。筆者も記事の中で何度も書いています。ただ,記事中で「不審なファイル」の具体例をリストアップすることはあまりありません。リストアップすると,いくら一例だと断っても,「それ以外なら開いても大丈夫」と思われる危険性があるからです。どのようなファイルの種類であっても,どんなメールに添付されていたファイルであっても,悪質なファイル(ウイルス)であるリスクはゼロではありません。 5月下旬に確認されたMicrosoft Wordを狙うゼロデイ攻撃で,そのことを改めて思い知らされました(関連記事:Microsoft Wordにパッチ未公開の脆弱性)。この攻撃では,Wordの未知の脆弱性(セキュリティ・ホール)を突くWordの文書ファイル(DOCファイル)が使われました。同じ組織(企業)内から送られたと見せかけたメールに,

    「不審なファイル」って,どんなファイル?
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    gebet 2006/06/16
    この辺のリテラシが私の周りでは基本的に低い。
  • ぷららの「Winny遮断」はISPの産業革命だ:ITpro

    インターネット通信事業者(ISP)のぷららネットワークスは2006年3月16日,ファイル交換ソフト「Winny(ウィニー)」のトラフィックを遮断すると発表した。同社は遮断開始の時期を明確にしていないが,一部報道によれば5月ごろにも開始する模様だ。これが実現すれば,インターネット接続を生業とするISPが特定のアプリケーションの通信を公に禁止する,過去に前例のないエポック・メイキングな事例となる。 従来から,ピア・ツー・ピア(P2P)型のファイル交換ソフトはISPにとって悩みの種だった。帯域の多くがファイル交換に占有されてしまい,バックボーンへの設備投資の費用をペイできなくなる恐れがあるからである。特に,下りではなく上りのトラフィック,つまり,自社と契約しているユーザーがインターネットにファイルを公開し,ほかのISPと契約しているユーザーからのダウンロードが殺到する,このトラフィックが問題とな

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    gebet 2006/05/19
    笑った。最近のNHKニュースとあわせるとなお良し。
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