二条城の桜の見どころを紹介します。 元離宮二条城は、徳川家康が慶長8年(1603)自らの館として造営し、 第十五代将軍、慶喜が大政奉還を発表した歴史の舞台。 世界遺産に指定された京都を代表する城郭で、 国宝の二の丸御殿、狩野派の障壁画や桃山美術の粋を表す豪華な欄間彫刻や錺金具、 小堀遠州作とされる二の丸庭園などが主な見どころです。 春は城郭の白壁に桜の花々が映え、その美しさが際立つ、街なかの花見名所の一つ。 城内の桜はおよそ50種、約400本。 3月下旬からヤマザクラ・ソメイヨシノが咲きはじめ、シダレザクラ、サトザクラとつづいて4月の終わりまで目を楽しませます。 清流園の洋風庭園に群れ咲く八重紅枝垂れ、「桜の園」の 多種多様なサトザクラの花また花…城郭にふさわしく、 堂々たる容姿の木々や大ぶりの花が盛大に咲き誇り、 まさに爛漫の花景色。ゆったりながれる琴の音にも、 のどかで贅沢な“大名花見