新型コロナウイルスの影響で人の往来が減り、うなぎの養殖が盛んな浜松市の銘菓「うなぎパイ」は、駅などでの売り上げが大幅に落ち込んでいるとして、13日から生産を休止しました。 工場では1日当たり、20万本から30万本のパイを生産し、主に東海地方に出荷していますが、創業130年余りの歴史の中で感染症の広がりによる生産休止は初めてだということです。 春華堂経営管理室の手嶋千恵主任は「感染拡大の影響がこれほどまでに及ぶとは想定していませんでした。在庫は十分確保しているので休止の間の欠品はないと考えており、売店で商品を見かけたら購入を検討していただければありがたいです」と話していました。 なお、工場で働く150人の従業員も休みになりますが、この間の給料は満額支払うとしています。