中国新疆ウイグル自治区ウルムチ市で大規模暴動が起きてから5日で1年となった。当局は治安部隊を総動員して24時間態勢でウイグル族を監視しており、厳戒下で5日の市内の人通りや交通量は激減。当局はウイグル族の反漢族感情を摘み取るため、愛国教育の徹底を始めた。 胡錦濤指導部は独立運動がくすぶる新疆を「反テロ対策の最重点地域」と位置付け、暴動1年を前に治安対策を強化。中国メディアによると、特殊警察部隊を今年春に5千人増強、6月下旬には警官千人を増員した。市民による監視員や民兵も大量動員している。 市内に監視カメラ約4万台を設置。年内に約6万台に増やす計画だ。360度回転できる「タカの目」と呼ばれる高性能カメラはウイグル族居住区に集中。約100メートル間隔で設置され、住民の動きに目を光らせる。(共同)
今週のコラムニスト:レジス・アルノー 想像してみてほしい----あなたは、日本で生まれ育った18歳のフランス人。東京・飯田橋にあるフランス人高校を卒業したばかりで、将来のことを真剣に考えている(フリをしている)。自分の生きる道は、どちらの国にあるのか。フランスに渡る? それとも日本に残る? あなたが新聞を毎日読んでいるなら、答えは自明だろう。もちろんフランスだ。 フランスは「joie de vivre(人生を楽しむ)」国だ。国際的で、若々しくて、開放的。世界1の美女に世界1のファッションブランド、世界1の景色とワインがそろっている。 一方で、日本は「未来が約束された国」の座から転げ落ちてしまった。高齢化と景気低迷がものすごいスピードで進み、世界での存在感はすっかり失われている。 日本にとって、世界はどうでもいいらしい。政治もメディアも自己中心的で、NHKの7時のニュースは国内ニュースばかり
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