最近、企業や学校にタブレットを導入している、というニュースが増えています。教育現場の例として佐賀県の高校でのタブレットを本連載で取り上げたこともあり、特に学校現場において具体的にタブレットがどのように活用されているのか、個人的にも気になっていたところです。 今回、日本マイクロソフトやNEC、NTT東日本が共同で取り組んでいるタブレットを用いた21世紀型の教育環境が公開され、報道関係者向けの模擬授業が行なわれることになりました。さっそくレポートしてみたいと思います。 ↑タブレット活用の実証研究の舞台となっている、目黒区立第一中学校。特にハイテクな学校というわけではなく、日本のどこにでもありそうなオーソドックスなスタイルの中学校だ。 ■大型のタッチディスプレイや超単焦点プロジェクターを配備 目黒区立第一中学校は、日本のどこにでもありそうな普通の中学校という印象。とくにハイテクな新設校というわけ