仏北部バイユールの歯科での治療風景(2013年9月6日撮影、資料写真)。AFP/PHILIPPE HUGUEN 【3月11日 AFP】数十年前の米国で砂糖業界が、砂糖消費の減少を回避するために、虫歯対策を管轄していた政府研究機関に干渉していたことを示唆する調査結果が10日、医学誌「プロス・メディシン(PLOS Medicine)」に発表された。 調査は、カリフォルニア大学サンフランシスコ校(University of California, San Francisco)の研究者らが、イリノイ大学(University of Illinois)内の公立図書館に保管されていた1960~70年代の業界関連文書319件を分析したもの。これらの文書から、30か国の団体が参加する砂糖業界組織が、すでに1950年の時点で、砂糖が虫歯の原因となる事実を把握していたことが明らかになった。 しかし、米国立衛生
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