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■怪しい動きをした「Baidu IME」報道によると、中国最大手の検索サイト「百度(バイドゥ)」が提供する日本語の入力ソフト(「Baidu IME」とAndroid向け日本語入力システムの「Simeji」)が、パソコンに打ち込まれたほぼすべての情報を、利用者の知らない間に、無断で外部に送信していたということです。個人情報はもとより、企業や官庁・大学などの機密情報が流出する可能性があるとして、国がこのソフトの利用を控えるように呼びかけています。 中国製の日本語入力ソフト 入力情報を無断送信 「Baidu IME」「Simeji」が変換文字列を無断で送信、NISCが省庁に注意喚起 刑法168条の2は、コンピュータ・ウイルスを作成したり、他人に感染させたりする行為を処罰しています。「Baidu IME」が、この条文に抵触するのかどうかを検討してみました。 ■ウイルス作成罪とはまずは条文です。 刑
日本語入力ソフトからの情報不正送信で2013年末に揺れたバイドゥ(百度)が、再び批判にさらされている。他社が運営する非公開の顔文字辞典サーバーに、2時間に30万回を超える大量アクセスを実施したうえ、そのアクセスの際に、日本語入力ソフトでユーザーが入力した文字列を検索語として流用した疑いが出てきたからである。当事者から事件の経緯やデータ流用の有無などについて聞いた。 事件は2014年4月10日の夜に発生した。スマートフォンやWebブラウザー向けに「みんなの顔文字辞典」というサービスを提供するアイ・オーの非公開サーバーに、不審なIPアドレス群から約40万回の大量アクセスがあったのである。「ログを確認するとアクセス開始は19時台。20時過ぎから30分間ほどアクセス数が急増し、その後30分程度の休止期間を経て、21時過ぎに再度30分間ほど大量アクセスがあった。20時から22時までの2時間のアクセス
ネットエージェントは12月26日、中国Baiduの日本法人バイドゥが無償配布しているPC向け日本語IME「Baidu IME」とAndrid向け日本語IME「Simeji」を使って入力された文字列が、ユーザーに無断で外部のサーバに送信されているという解析結果を明らかにした。対策されるまで両アプリの使用を控えるよう呼びかけている。 指摘に対してバイドゥの広報担当者は「調査中」とコメント。26日内にも調査結果を発表するとしている。 Baidu IMEとSimejiはそれぞれ、顔文字変換や流行語の変換、スキンの変更などに対応した日本語IME。クラウド上のサーバと連携し、変換精度をアップさせる「クラウド入力」機能を備えている。 ネットエージェントは、両アプリからSSL暗号通信でインターネットに送信されているデータを解析。ユーザーが設定画面でログ送信をオフにしたり、「クラウド入力」をオフにしていても
Baiduの提供するIME、Windows向けの「Baidu IME」とAndroid OS向けの「Simeji」を通じて端末に入力した情報が同社のサーバーへ送信されていると報じられました。ここではBaidu社の日本語入力ソフトの情報送信問題についてまとめます。 まず読んでおきたい この件についてまず読んでおくべき情報(記事)を列挙します。 今回騒ぎとなる発端はIIJ-SECTのオンライン機能を利用するIMEについて注意喚起する投稿から。 IMEのオンライン機能利用における注意について,IIJ-SECT,2013/12/26アクセス Baidu社のアプリを解析しその結果を公開したNetAgent社の記事。 入力情報を送信するIME,NetAgent,2013/12/26アクセス 報道を受け公式見解を発表したBaidu社のプレスリリース。 一部の報道に対する弊社の見解,Baidu,2013/
ネットエージェント社さんの解析により、Baidu IME及びSimejiが利用者に無断で入力した内容を送信する問題が暴かれました。 しかし、ネットエージェントさんのブログ(http://www.netagent-blog.jp/archives/51969764.html)では、「半角入力の場合は送信されない」と書かれておりました。 これに対し、 ネットエージェント社の社長さんはTwitterにて次のように発言されました。 Baidu IMEは半角入力の場合は送っていないので、アカウントはハックできません。SimejiはIDは半角でも送っているみたいですが、passwordは送っていなかったです。 — lumin (@lumin) 2013, 12月 25 まさかと思い、帰宅後にパソコンで試してみました。 この実験は「Fiddler2」というパケットキャプチャーソフトを通じて、Androi
バイドゥは12月26日、同社のPC用IME「Baidu IME」とAndroid用IME「Simeji」で入力された内容(ログ)が、ユーザーに無断で外部サーバに送信されているという指摘について、「ユーザーからの許諾がない限りログ送信は行っていない」と釈明した。ただSimejiについては、「バージョンアップ時の実装バグ」でログを無断で送信する仕様になっていたと説明。26日中のアップデートで改善する。 同社の説明によると、IMEからの入力ログ取得は、変換精度の向上や、今後のアプリ開発のための基礎情報としての活用が目的。ログを同社サーバで受け取る場合は、事前にユーザーからの許諾を得ており、許諾がなければログは取得していないという。また、収集したログは日本国内のみで管理し、一定期間後に廃棄しており、クレジットカード情報やパスワードなどの信用情報、住所や電話番号など個人情報はログとして収集しない仕様
2011年12月13日、予想外の企業がAndroid向け日本語入力メソッド「Simeji」の買収を発表した(関連記事「バイドゥ、IMEの「Simeji」を取得しスマホ市場に殴り込み!」)。その企業とは百度(バイドゥ)。中国国内においてはGoogleを抑え1位のシェアを、世界でも第3位のシェアを誇るという。 買収から約4ヵ月が経ったが、Simeji開発者は百度に入り、何を感じ、どう行動したのか? ここに興味を持ち、今回のインタビューをお願いした。お相手をしてくれたのはSimejiの開発者であるモバイルプロダクト事業部部長の“Adamrocker”氏こと足立昌彦氏、そしてデザイナーであるモバイルプロダクト事業部マネージャーの矢野りんさんだ。 買収されようと思ったきっかけは一体何だったのか。そして日本でもあまり内部の様子が聞こえてこない百度とはどんな会社なのか。まずは、このあたりから話を聞いてい
2014年05月04日09時05分にライブドアニュースがBaidu社元社員による問題行為の暴露を記事として公開しました。 元職員は、他社サーバーからのデータ引っこ抜きは通常業務と告白 バイドゥ元職員、問題行為を暴露 - ライブドアニュース しかし、この記事は現時点(2014年5月5日16:00)では以下のように記事本文が削除されてしまいました。 提供社の都合により、削除されました。 概要のみ掲載しております。 バイドゥ元職員、問題行為を暴露 - ライブドアニュース それでも完全に消さずに概要を残してくれたのはありがたかったです。だいたいのことがわかりました。また、これを元に記事全文のキャッシュや元記事のキャッシュを見つけることができました。 まず、上記記事の削除理由から提供社を探しました。すると、Googleにキャッシュが残っており、そこに記された内容から提供社が判明しました。 (出典:G
中国「百度(バイドゥ)」製ソフト、入力の日本語を無断送信…約140機関に使用停止を呼びかけ 1 名前: ◆Rouge.PiLZCf @かき氷に味ぽんφ ★:2013/12/26(木) 06:31:26.70 ID:???0 中国検索最大手「百度(バイドゥ)」製の日本語入力ソフトについて、使用するとパソコンに入力した全ての文字情報が同社のサーバーに送信されることが分かり、内閣官房情報セキュリティセンター(NISC)や文部科学省は、中央省庁や大学、研究機関など約140機関に使用停止を呼びかけた。 読売新聞の調査では外務省のほか、東京大など少なくとも12大学の一部パソコンで導入されていることが判明。NISCは「重要情報漏えいの可能性は否定できない」としている。 問題となっているソフトは「バイドゥIME」。2009年に公開された無料ソフトで、 昨年1月のバイドゥ社日本法人の発表によると日本国内で約
バイドゥのAndroid用日本語入力ソフト(IME)「Shimeji」が入力内容を無断で外部に送信していたことが分かった。同社は「実装バグ」と説明するが、Twitterなどでは、文字入力を司るIMEに対しユーザーからの不安の声も上がっている。 Androidでは「Google日本語入力」などのIMEを端末にインストールする際、「アプリにパスワードやクレジットカードの収集を許可することになる」という警告文が表示される。Googleによると、これはIMEに対し注意を促すために搭載しているAndroid OSの機能だ。Google日本語入力を使って入力された文字などが外部に送信されることはないとしている。 AndroidにIMEをインストールしようとすると表示される警告文。これはATOKをインストールする際のものだが、ATOKは情報を収集していないことをアプリ内で明記している 「この入力方法を選
2013/12/26 コース:元祖こってり 「元祖こってり」記事はネットエージェント旧ブログ[netagent-blog.jp]に掲載されていた記事であり、現在ネットエージェントに在籍していないライターの記事も含みます。 入力情報を送信するIME IMEの通信解析で利用されたSSLの解析技術に関して NHKなどで報道されている、パソコン用の日本語入力ソフトBaidu IME、 Android用の日本語入力ソフト Simejiの送信データを解析した件に関して詳細をご説明します。 検証解析環境 <SSLによる暗号化通信を解析できる環境> 解析の結果、日本語入力の文字列が、SSLで暗号化され送信されていることがわかりました。 Baidu IME , Simejiでは、全角入力の場合のみ情報が送信されています。 クラウド入力Offの場合でも入力文字列を送信していました。 パスワードなど半角入力のみ
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