inside Enterprise 日々刻々、変化を続ける企業の経営環境。変化の中で各企業が模索する経営戦略とは何か?ダイヤモンド編集部が徹底取材します。 バックナンバー一覧 日本の液晶パネルメーカー各社に大きな転換点が訪れている。 6月3日、シャープが液晶パネル事業の構造改革を発表した。亀山第2工場(三重県亀山市)で生産する薄型テレビ用の液晶パネルの生産能力の8割を、スマートフォンやタブレット型端末などモバイル端末用の中小型液晶パネルの製造ラインに転換するという。ちなみに、亀山第1工場の製造ラインは中国メーカーに売却されており、空いたスペースに中小型液晶パネルの製造ラインが導入される。 「亀山ブランド」として名を馳せたシャープ亀山工場は、テレビ用液晶パネルの生産拠点から一転、中小型液晶パネルの生産拠点へと大きく軸足を移すことになる。 そして、シャープの発表から4日後の6月7日、東芝とソニ
![米アップルの意向がカギ握る国内パネルメーカーの再編劇](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/ecf3e022f70a06f01ff76bcfb042e1c4bbf909aa/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fdol.ismcdn.jp%2Fmwimgs%2F3%2F9%2F-%2Fimg_39e59e14da45e0b07532c119f343048a664159.jpg)