ブックマーク / blog.tinect.jp (17)

  • 「惜しみなく人に与えて成功する人」と「単に搾取されてしまう人」の紙一重の差とは。

    こんにちは。コワーキングスペース「Basispoint」の運営会社、Ascent Business Consulting代表の北村です。 コワーキングスペースを運営していると、数多くのコンサルタントや、フリーランス技術者、起業家などにお会いします。 中には大成功を収める人もいるのですが、彼らをよく観察すると成功者と言われる方々には、一定の共通項があるように見えます。 成功者は、成功するべくして成功する。 成功者の定義は様々ですが、一般的には「経済的に恵まれ」さらに「社会的に認められている」人を、ここでは成功者と呼ぶことにします。 そして、成功者の議論をするときに常に付いて回るのは、「成功は運か?それとも実力か?」という議論です。 様々な意見があるとおもいますが、私の経験からいえばこれは明らかに「実力」です。 成功者は、成功するべくして成功するのです。コワーキングスペースに来る方々を観察す

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    georugg 2018/06/25
  • 現場では、客に敬語を使ってはならない……?

    「ふざけるな!今すぐ来い!」と、顧客からクレームの電話が入る。 サラリーマンのつらい所だ。 もちろん私は光の速さで顧客の元へ駆けつけ……美しいスライディング土下座をキメた。 「大変申し訳ございません!」 「おっしゃる通りです!」 「ごもっともです!」 「よくわります!」 をただ繰り返し…… お客様に対して「私は怒る価値も無いゴミクズです!」と卑屈なアピール続け、お怒りが収まるのを待つ。 ……これこそ私勤めていた会社の伝統的なクレーム対応。 「お客様は神様だ!不快にするなど許されない!」 これがサラリーマン(ホワイトカラー)時代の基でした。 ところが現場作業員(ブルーカラー)の職に就くと、事情がガラッと変わった。 ある日、私たちがマンションのお風呂場の壁の修復をしていると、 隣の住人がクレームをつけてきた。 「うるさい!くさい!」と。 作業員の一人が住人のクレームを受ける。 「ふざけんな!

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    georugg 2018/05/29
  • 「誰がやってもつまらなくて、苦痛なこと」を愚直に継続すると、ものすごく信用される。

    お世話になっている経営者の方と事をしていたところ、ひょんなことから「壱番屋」つまりココイチ、の創業者である宗次徳二氏の話になった。 正直に言う。 私はココイチが大好きで、体にそれほど良いべ物ではない、とわかっていてもついつい入ってしまう。 そして、安くはない。私がいつも注文するのはビーフカツカレー(800円)で、トッピングやらなんやらを追加すると、1000円を超えてしまうこともある。 にも関わらず、あの蠱惑的な味に引き寄せられる。 他のカレーチェーンには殆ど入らないが、ココイチは別格だ。 なお、他のカレー屋でよく行くのは有楽町の「マーブル」という店で、あまりの中毒性に、ここのカレーには絶対に私の知らないクスリが入っていると確信している。 話がそれた。 そういうココイチへの「贔屓目」があるという前提で書くのだが、ココイチは他のカレーチェーンに比べて「何か良い雰囲気」を持っていると感じてい

    「誰がやってもつまらなくて、苦痛なこと」を愚直に継続すると、ものすごく信用される。
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    georugg 2018/02/22
  • 「プロから見ると面白くない」という発言に見る、ちょっと昔の価値感。

    ヒット映画「君の名は」について、漫画家が「プロから見ると面白くない」と発言し、耳目を集めているようだ。 江川達也氏 「君の名は。」に持論「プロから見ると全然面白くない」 作品を見た出演者から絶賛の声が上がる中、江川氏は「これは売れるなと思いましたけど、プロから見ると全然面白くないんですよ。作家性が薄くて、売れる要素ばっかりぶちこんでるちょっと軽い作品」と“作り手”の立場から意見を述べた。 へえ、と思った。そういう見方もあるのか、と。 もちろん好き嫌いは自由だ。 だがそれにしても「わたしから見ると全然おもしろくない」と言えばいいはずだ。なぜ彼は「プロから見ると」という発言をしたのだろうか。 思うに、彼は「プロ」と「アマチュア」を明確に区別したい、という価値観の持ち主なのではないだろうか。 その価値観では「プロ」と「アマチュア」の間には深い溝があり、「アマチュア」や「素人さん」には、審美眼はな

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    georugg 2016/10/10
  • 実際に頑張るだけでなく「頑張ってるように見せる」という社内マーケティングも非常に重要である理由。

    「手間をかけたもの」は、一般的に「良いものである」と認識をする人が多いのではないだろうか。 例えば、オフィスのまわりにはお弁当屋さんが数多くある。 観察をしていると「手づくりのお弁当」という謳い文句を掲げるお店が非常に多い。「工場の大量生産弁当」というキャッチを掲げるお店は1件もない。 おそらく殆どの人がその比較では「手作り」を選択するだろう。 実際、「手作り」と聞くと ・愛情を感じる ・手間を掛けたほうが、ありがたい ・いいものを使っていそう といったイメージが挙がっていた。 このように「手間ひまかけて」や「コスト度外視で」というキャッチフレーズを見ると、我々はどうしても反応してしまう。 品質が同じであれば手作りだろうと大量生産だろうとどちらでも良いとする人は実は少なく、人はコストがかかっており、手間をかけたものを重要視する。 デューク大の心理学者、ダン・アリエリーは著書*1の中で、こん

    実際に頑張るだけでなく「頑張ってるように見せる」という社内マーケティングも非常に重要である理由。
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    georugg 2016/10/03
  • こんな人は、会議に参加させてはいけない

    先日、ある社内会議に外部協力者として参加した時のこと。 8名ほどの参加者にたいして、議長が「意見はありませんか?」と聞いた。 彼らのうち、3名は意見を述べたが、残りの5名は何も言わなかった。「当になにもないのですか?」と議長が念押ししても、 「ありません」 というばかりだった。 会議はその後、つつがなく終わったが、議長は先の意見を述べなかった5名に、 「来週からこの会議には出席しなくて良い。」と告げた。 その5名は 「今日はたまたま意見を言えなかっただけです」 「情報を共有したいので、出席します」 というのだが、議長は「議事録は後から送ってあげるから」と言って、取り合わなかった。 議長に後で話を聴くと、「「最近無駄な会議が多い」という課題があり、会議を絞り込んでいる最中です。」という。 「大体、会議に来てぼーっとしている人や、内職をしている人に、会議に出て貰う必要はないですよね。」 「確

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    georugg 2016/07/18
    共感。会議での姿を見れば、どの程度の人物なのかはすぐに分かる。 @https://twitter.com/Books_Appsさんから
  • 実力以上の給料を受け取っている時、気をつけるべきこと

    これも、昔の先輩に教えてもらった話。よく憶えている。 その日は、ある大手企業のコンサルティングに行った後、近くの喫茶店で振り返りのミーティングをしていた。 先輩は、私に問いかけた。 「今日のメンバーの中で、一番優秀だと思ったのは誰だ?」 「リーダーのYさん…ですかね。彼の意見は非常に的確で、他の方と視点が違っていると感じます。」 「当たり。」 「ありがとうございます。」 だが、先輩の次の質問は、想定していなかった。 「じゃ、もう一つ聞くけど、一番給料が高いのは誰だと思う?」 「給料……?」 「そう、給料。」 「……一番優秀な人だと思いますから、リーダーのYさんですか?」 「当にそう思う?」 私はあの部屋にいた人物を思い浮かべた。 リーダーのYさん、その脇に「メンバー」として年配の方が一人、Yさんと同年代の方が3名、若手が2名いた。彼らの発言を思いだす。 若手の一人はなかなか良い議論をして

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    georugg 2016/07/06
  • 「目標を持たないヤツは休めないぞ」と言っていた先輩の話。

    「目標を持たない人は、休めない。」 わたしは、先輩にそう教わった。一見逆説的だが、どういうことなのか。書いていく。 その先輩はお金にあまり興味を示さなかった。 彼はクルマも家も買わなかったし、服もいつもユニクロの無難な服ばかり着ていた。美も女遊びにも興味はなく、欲らしい欲を示したことも殆ど無かった。 だが、そんな彼の唯一好きだったものが、釣りだった。彼は様々な場所に出かけて行き、釣りをのんびり楽しんでいた。時に、仕事をそそくさと切り上げ、夜釣りなどにもでかけていたようだ。 「釣りはいいよ」と、いつも彼は言っていた。 彼は残業も、休日出勤も、ほとんどしなかった。つまり、休息をきちんととっていた。 「釣りに行きたいから」と、言ってはいたが、わたしは、彼が仕事はあまり好きではない事を知っていた。彼は、仕事の時に楽しそうな表情をすることはほとんど無かったし、部下に対しても徹底して「無私」を貫いて

    「目標を持たないヤツは休めないぞ」と言っていた先輩の話。
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    georugg 2016/07/04
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  • 上司が必死に教えるのに、部下が学ばないのはなぜか?

    先日、ある経営者との話だ。 最近採用したマネジャーが、「人事育成」について独特の見解を持っているという。 「具体的に、どんなことを言っていたのですか?」 「「人が学ぶこと」と「人に教えること」とは、全く異なる、と言っています。」 何やら難しい話である。 「それはつまり、もうすこしわかりやすく言うとどういうことでしょう?」 「例えばですね……。昔から我が社の大きな課題の1つは、「人材育成」でした。」 「はい。」 その経営者は昨年の目標を見せてくれた。 「我々は毎年「人材育成計画」を作っていたのですが、その計画の中心は「研修のカリキュラム」と「OJT」となっています。要するに「何を社員に教えるか」の計画です。」 「普通だとおもいますが……?」 「そう、普通だと思っていたのですが、そのマネジャーは「間違っている」と言うんですよ。」 「面白いですね。なぜそう言っているんでしょう?研修が嫌いとか?」

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    georugg 2016/06/08
  • 優れた判断は、どのように成されているのか?

    仕事をする中で「優れた判断」を何度も見た。 「この新規事業をやろう」 「今はこの商材に手を出すべきではない」 「この協力会社とは手を切ろう」 優れた経営者やマネジャーは「優れた判断」ができるからこそ、成果が出せる。 だが「優れた判断」はいかにして可能なのだろうか。これには2つのタイプがあるとよく言われる。 ・「直感」を重視する人 ・「論理」を重視する人 直感を重視する人の判断は、どうやってその判断を下したのか、まわりには全く道筋が見えない。が、なぜか自信に満ちている。そして、結果を見ると、ああそうだったのか、と初めて分かる。 論理を重視する人の判断は、道筋が非常に明確であり、基準が分かりやすい。「驚き」はないが、確実に行けそうだとまわりに思わせるので周囲を巻き込んで進めることができる。 おもしろいことに、性格診断などでは「直感で選ぶ方か、論理で選ぶ方か」どちらかを選ばなければならない選択肢

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    georugg 2016/03/18
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  • 「ウチは仕事の出来る人ほど、残業する」と語った経営者がいた。

    以前訪問した会社の中に、「ウチは仕事の出来る人ほど、残業する」と語った経営者がいた。少しうろ覚えだが、趣旨はあっていると思う。 「残業時間と、能力にはある程度の相関があると考える人が多い。そして、その考え方は大きく分けて2通りだ。 一つ目は、「残業時間が多い人は、無能だ」とする会社。これは効率を重んじ、残業代を抑制し、「仕事が遅い人」ほど残業代が多くもらえるという不公平を解消する、という目的でやっている会社が多い。 二つ目は、「残業時間が多い人は、熱心に仕事をする人だ」とする会社。これは、「長時間労働も厭わず働く」という姿勢自体を評価し、「残業代」を最初から織り込んで給与を決定している会社に多い。 しかし、その2つの考え方には両方ともにメリット、デメリットがある。 まず、一つ目の考え方のメリットは、生産性が高くなりやすいこと、時間が決まっていると集中力が高まるのは事実だ。デメリットは残業が

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    georugg 2016/03/16
  • 社長の私的な用事に社員を使うことについて

    ある会社の従業員が 「明日は社長の家の引っ越しがあるんで、大変なんですよ〜」と言っていた。 聞けば、アルバイト料は多少出るらしい。取引先の人も手伝いに来るようだが、その人達は「有志」ということで、何も出ないだそうだ。 他にもこのようなことがあり、社長が個人的に出資をしたお店の開店の手伝いなどもやっている、と彼らは言う。 社員の人たちががどう思っているのか聞いた所、賛否がわかれた。 「社長が好きなので構わない」という人たちと、「私的な用事に突き合わせないで欲しい」という人たちだ。 その従業員の人に「あなたはどちらか?」と聞くと、 「正直言うと、あまり行きたくはない。休日潰れるし。でも、手伝わないと社長にどう思われるかわからないから、とりあえず行く」 と言った。 だが、社長は評価云々の話はしていないとのこと。 「そういった私的な事情は、加味してないと思いますよ」と別の方がいうが、その従業員は「

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    georugg 2016/03/03
  • 「つまらない仕事」をあえて狙って継続しましたよ、という営業の話。

    知人に、いわゆる「できる営業」がいる。彼は3年連続でトップクラスの成果をあげ、何度も社内表彰を受けているほどだ。 なぜ彼はそれほどの成果をあげることができるのか。 彼は、秘訣を聞かれるといつもこのように謙遜する。 「いや、私はそんなに機転のきく方でもないし、学歴もいいわけじゃないのでね…まともに社内で競争しても、多分出世できなかったと思うんです。」 そこで彼は工夫をした。 「なので、私は敢えて「頭のいい人達がやらないこと」をやろうと思いましてね。……いや、たいしたことじゃあないですよ。単純です。「つまらない仕事」をあえて狙って継続する、ってだけなんです。」 だが、つまらない仕事とはなんだろう? 「昔、何かので「営業は手紙を書け」というのを見ましてね、こんなすごい人がいたんだ、と思ってそれをやってみたんです。 確かにみんな、手書きの手紙なら結構読んでくれるんですよ。DMやメールはすぐに捨て

    「つまらない仕事」をあえて狙って継続しましたよ、という営業の話。
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    georugg 2016/03/02
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  • 人事部が学生に「学校」と「会社」の評価のちがいについてホントのところを説明した。

    ある企業のインターンを見た。 人事と現場の人がかなり熱心にインターンプログラムを作っていたので、「仕事の実態」が学べたと、学生さんも満足度が高いようだった。 その最後の交流会のとき、参加者の一人が人事の人に聞いていた。 素朴な疑問だった。 「業務内容はなんとなくイメージが付くんですけど、まだ働きはじめる実感がわかないんですよね。特に人事とか評価については想像がつきません。 やったことが、どうやって評価されるんでしょう?なんかキレイ事はたくさん聞くんですけど、ぶっちゃけどうなのか、って思います。」 人事の人はしばらく考えていた。 「そうですね……。ぶっちゃけて言うと学校における評価とはかなりちがいます。たしかにキレイではない話ですが……、話して良いんですか?」 学生たちは頷いた。 「まず根的に違うのが「成績」から「貢献度」になること。 成績は勉強さえすれば一人でも上げられます。でも貢献度は

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    georugg 2016/03/01
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  • 「自分の責任です」という言葉が思考停止を生み出す。

    「人のせいにしてはいけない」と言われる。もちろん正しい。 昔の会社でも、何か問題が起きた時、他の人のせいにせず、常に原因は自分にあると考えよ、という教育が社内でおこなわれていた。 「自分に原因がある」 「改めなければならない」 「責任を取らなければならない」 そういう心構えで仕事にのぞむことは、確かに素晴らしいことなのだろうと思う。 だが、常に自分に原因があるかのように振る舞うことの負の側面も、私は見た。 第一に「当にその人には責任がない」時もある。全てを自分のせいと思い込んでしまうことは、思考停止でもあり、一種の怠惰である。 営業会社で「行動量が足りないから売れないんだ!」と営業担当を責める上司がいる。 外で「顧客に対する誠意が足りないから、来店数が落ちるんだ」と店長を責める上司がいる。 素直な彼らは、自分を責める。「オレはダメなやつだ。努力が足りない」と。しかし、それは正しい時もあ

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    georugg 2015/10/31
  • 「よいキャリア」は「よい人のいる場所に行くこと」から始まる。

    先日、ある研究者の方とお話をさせていただいた。その時話題となったのが「良いキャリア」についてだった。 その研究者の方はこう言った。 「安達さん、良いキャリアを積むには、いい人がいるところに行かないとダメですよね。」 その方が言うには、良い研究者になるためには、何よりもまず良い人のもとで研究することが必要だというのだ。 実は、似たような話を以前、別の方からされたことがある。数年前に私が訪問した、ある企業の経営者は、 「何をするかより、どれくらいもらえるかより、「誰と仕事をするか」がもっとも重要ですよ」 と述べた。 「仕事を選ぶよりも、誰の下で働くかを選ぶほうが、はるかに重要な選択です」 新人の成長のカギとなる要因は何か。という記事にも書いたが、この意見にはほぼ賛同する。「誰の下で働くか」は、成長やスキル、キャリアにかなり大きな影響がある。 むしろ、多くの方は意外に思うかもしれないが「やりたい

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    georugg 2015/09/06
  • 社長が「嫌ならやめろ」と言うと、やめては困る人からやめる

    昔訪問したある会社で「嫌ならやめろ」と口癖のように言う経営者に出会ったことがある。とてもワンマンな社長であったが、商売がうまく、会社の調子はとても良かった、 が、5年半でその会社は消えた。 その会社に在籍していた社員に、昔の話を聞いたところ、 「調子がいい時は、嫌ならやめろ、で良かったんですがね。事業の成長が止まった瞬間、優秀な人から辞めていきました。社長は裏切られた、とか言ってましたが、まあ、そんなもんでしょう。」 なぜ、こんなことが起きるのか。 経営者が「嫌ならやめろ」と言うと、会社の調子がいい時は、皆「使えない奴は要らない」と経営者に賛同し、辞めていく人物に大した注意を払わない。 また、「やめてほしくない、優秀な人」は、社内での待遇がよく、成功もしていて仕事が面白いのでその会社を辞めない。 だが、永遠に業績の良い会社はない。少し業績が横ばい、あるいは下降線を取った時、どうなるか。 経

    社長が「嫌ならやめろ」と言うと、やめては困る人からやめる
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    georugg 2015/09/06
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