高知県が2000(平成12)年度から取り組んできた基幹業務システムの再構築が,ついに完了した。メインフレームで稼働していた約120系統のシステムを段階的にオープン化。最終フェーズでは,HP BladeSystemを中核プラットフォームとする「共通基盤システム」へ,43に及ぶ主要な業務システムを一気に移行した。オープンテクノロジーの全面採用により基幹システムをダウンサイジングするとともに,統合された先進的なITインフラストラクチャを実現している。 温暖な気候と豊富な水産資源,日本最後の清流といわれる四万十川――高知県を語る上でその豊かな自然環境を欠かすことはできない。一方で,高知県はITにおける取り組みにおいても全国地方自治体の中で特に注目される存在だ。理由の一端を,高知県政策企画部 情報政策課 課長 伊藤 博明氏は語る。 「私たちは,『高知県方式』と呼ばれる『メインフレームからオープンシス
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