J2SE1.5から導入されたJVMの統計データ監視ツール、jstatの使い方メモ。 jstatを使えば、稼働中のJVMのヒープメモリの状態、パーマネント領域の状態、クラスローダーの統計情報などを参照することができる。イメージとしては、topコマンドみたいな感じで、JVMのリソース情報を監視できる。障害時の調査ユーティリティツールのひとつとして威力を発揮します。 まあ、プロファイリングツールではないので、メモリリークの有無は読み取れるけど、リーク箇所までは特定できないんで、そこは使い分けが必要だけど。 ここでは例として、Linuxのローカルマシン上で動いているtomcatの統計データを監視するケースを取り上げます。ただ、Windowsでも、同じ手順でOKのはず。 まず、jpsコマンドで、JVMのプロセスIDを確認。 $ jps 12893 Jps 12829 Bootstrap 13122