来年も作りたい!ふきのとう料理を満喫した 2024年春の記録 春は自炊が楽しい季節 1年の中で最も自炊が楽しい季節は春だと思う。スーパーの棚にやわらかな色合いの野菜が並ぶと自然とこころが弾む。 中でもときめくのは山菜だ。早いと2月下旬ごろから並び始めるそれは、タラの芽、ふきのとうと続き、桜の頃にはうるい、ウド、こ…
来年も作りたい!ふきのとう料理を満喫した 2024年春の記録 春は自炊が楽しい季節 1年の中で最も自炊が楽しい季節は春だと思う。スーパーの棚にやわらかな色合いの野菜が並ぶと自然とこころが弾む。 中でもときめくのは山菜だ。早いと2月下旬ごろから並び始めるそれは、タラの芽、ふきのとうと続き、桜の頃にはうるい、ウド、こ…
歴史的に欧州の失業率は米国の2倍以上でした。 今回のギリシャのストライキの例を見てもわかるように失業率が高い国は景気が悪くなると公的部門での支出を増やせという圧力が国民からかかりやすく、それだけ財政が不健全になるペースが加速します。 ここまでをまとめると欧州連合は次のような弱点を抱えているということです: 1. 輸出競争力の低下 2. 生産性の低下 3. 財政の悪化 さらに欧州は米国のシリコンバレーに代表されるような非連続的な技術革新に基づく経済成長を不得意としています。それは欧州の経済モデルがどちらかといえば銀行融資型のモデルだからという面もあると思います。 バイオテクノロジー、ナノテクノロジー、インターネットなどの、これからの時代を担う成長分野では欧州のこうした経済モデルは競争力を持ち得ないのです。 またこれまで見てきたような競争力の低下は新しくEUのメンバーを追加することでは解決しな
通貨ユーロが誕生するまでの足取りをカンタンに振り返ると: 1950年 欧州石炭鉄鋼共同体(ECSC) 1958年 欧州経済共同体(EEC) 1968年 カスタムズ・ユニオン(関税撤廃) 1979年 EMS(ヨーロピアン・マネタリー・システム) 1993年 コモン・マーケット(非関税障壁の撤廃) 1993年 マーストリヒト条約 1999年 マネタリー・ユニオン(通貨統合) 2003年 共通貨幣・紙幣の導入 となります。 そして1999年に安定成長協約(SGP)が結ばれ、EUに参加しようとする国は財政赤字その他の基準でEUの定める範囲内に収めなければいけないという約束をしますが、これは2005年には緩和され、現在ではかなり形骸化しています。 ところでマネタリー・ユニオン(通貨統合)が導入された1999年以来の欧州の経済パフォーマンスを見るとこんにちまでの通算のGDP成長率は米国が年率3.1%、
僕はいまの欧州連合(EU)には「どんなに辛くても、一丸となってユーロを守ろう!」という強い意志というか、コンセンサスがぜんぜん無いと思います。 これを説明すると長くなるけど、たぶん今ほどこのことをちゃんと知っておく必要のある局面は無いと思うので、冗長になるけどすべてを語ります(笑)。 欧州の経済成長率は1960年代後半あたりから陰りを見せ始めます。 これにはいろいろな理由があります。 先ず安い労働力の供給が終わった事、技術導入が一巡したこと、重複するムダな投資でリターンが下がった事、産業政策の硬直化、賃金格差の減少で熟練工を目指す若者が減った事、高額所得者に対する重い課税で起業やリスク・テーキングの気風を削いだことなどが指摘出来ます。 こうしたトレンドに追い打ちをかける出来事がありました。 それは第二次大戦後ずっと続いていたブレトン・ウッズ体制が崩れた事です。 ブレトン・ウッズというのはア
ユーロ脱退は脱退国の通貨の切り下げを意味し、財産を守ろうとする国民の貯蓄が海外へ怒涛のように逃避することを意味します。 また通貨が切り下がった場合、輸入品の価格が暴騰しますので労働者は生活できなくなります。そこで労働者は賃上げを要求するようになります。 また脱退国の国債は暴落し、金利負担は急増します。 これらが「脱退→デフォルト」シナリオで通常、予想される展開です。しかし、わるいことばかりではありません。 通貨を切り下げることができるというのは、その国の輸出競争力を蘇らせるという意味ではプラスです。 また究極的には労働者の実質賃金は競争力が維持できる適正な水準に落ち着くと見られますので、それが起きてしまえば、またコツコツと経済の立て直しに着手できます。 これらの結果として全てが壊れた後での脱退国の国債利回りはそれぞれの国の実力を反映した、バラエティーに富んだもの(=つまり高金利)となり、海
今後のシナリオですが、僕は大きく分けて2つの大きなシナリオに分類できると思っています。 ひとつは救済が実を結ぶというシナリオ。 もうひとつはギリシャなどの問題国がEUを脱退し、デフォルトするというシナリオです。 ギリシャを救うことで市場の不安が収まらなければ、ポルトガルやスペインも同様の救済を必要とします。 その場合、ドイツが負担できる負債には限りがあります。全部を今の負担比率でドイツが背負い込むわけにはいきません。 案外可能性が高いのはギリシャがデフォルトするというシナリオかも知れません。 これがおきると市場は大混乱します。 なぜならこの可能性は織り込まれていないからです。 欧州の国債の相互保有状況は次のグラフのようになっています。 これは危機の飛び火(コンテージョン)のリスクが現実として存在することのひとつの証です。 また欧州の銀行セクター全体にショックが走る可能性もあります。 デフォ
ギリシャ問題に関して欧州連合(EU)と国際通貨基金(IMF)が「お金を出す!」と言っているのに、市場は反応していません。 下のチャートはユーロ・ドルです。 (チャート出典:ザイFX) 滝のようになっていますね。 このほか、今日はFXだけでなく株式にも「折れ」が来ており、南欧やアイルランドの銀行株が軒並み最近の下値支持線を割り込んでいます。 ナショナル・バンク・オブ・グリース(NBG)-9.37% バンコ・サンタンデール(STD)-7.86% バンコ・ビルバオ・ビスカヤ(BBVA)-7.94% バンク・オブ・アイルランド(IRE)-5.49% などです。 投資家は救済の話は聞き飽きたという気持ちになっており、EUとIMFはオオカミ少年状態になっているわけです。 Show me the money.(現ナマをあらためさせて貰おうか?) といったところです。 しかも不気味なのは既に通貨危機が社会
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