インターネットなどを経由してリモートデスクトップ接続でリモートPCを操作していると、しばしば画面描画が遅れたり止まったりして作業に支障が生じることがある。マウスやキーボードを操作しても画面が変わらず、そのまま少し待つと、操作中の描画が省略されて、その結果だけがいきなり表示される、といったように応答(レスポンス)が鈍くなる。 こうしたトラブルの原因としてすぐ思い付くのは、リモートデスクトップ接続に利用している通信回線だ。その通信速度(帯域)には限界があるし、回線が混み合えば一時的に実効速度が下がることもよくある。 そのような場合、リモートデスクトップ接続による通信データの容量(通信量)を減らせれば、通信が遅くても応答の遅れを抑えやすそうだ。 実は、Windows OSのリモートデスクトップ接続アプリ(リモートデスクトップ接続クライアントプログラム)には、こうした通信量を抑えるためのオプション
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