タグ

ブックマーク / www.astroarts.co.jp (7)

  • 「TGO」が鮮明にとらえたフォボス

    10月19日に火星周回軌道へ入った探査機「TGO」が、搭載機器の試験の一環として、火星の衛星「フォボス」を鮮明に撮影した。 【2016年12月9日 ヨーロッパ宇宙機関】 欧・露のミッション「エクソマーズ」の周回探査機「TGO」は、11月20日から28日にかけて火星上空を2周する間に、初の試験観測を実施した。その際に撮影された火星の画像は先週公開されたばかりだ(参照:アストロアーツニュース「火星周回探査機「TGO」、試験撮影好調」)。 軌道周回2周目の11月26日、TGOは火星の衛星「フォボス」の観測と撮影を行った。フォボスは火星から約6000km離れており、現在4.2日周期で長い楕円軌道(230km~9万8000km)を周回中のTGOが火星に最接近したタイミングでの撮影となった。大きさ27×22×18kmのフォボスを7700kmという近距離から撮影した画像は実に鮮明だ。 TGOがとらえたフ

    「TGO」が鮮明にとらえたフォボス
  • 99.99%がダークマターでできた銀河

    かみのけ座の方向に、天の川銀河と同程度の質量を持ちながら、そのほとんどがダークマターでできている銀河が見つかった。 【2016年8月29日 W. M. Keck Observatory/Gemini Observatory/YaleNews】 米・イェール大学のPieter van Dokkumさんたちの研究チームが、米・ハワイにあるW. M. ケック望遠鏡とジェミニ北望遠鏡を使った観測から、かみのけ座銀河団内に新たに銀河を発見した。約4億光年彼方という宇宙スケールでは近いところにあるにもかかわらず、昨年になってようやく見つかったのは、この銀河「Dragonfly 44」がとても暗いためだ。 Dragonfly 44。(左)スローン・デジタル・スカイ・サーベイ、(右)ジェミニ望遠鏡(提供:Pieter van Dokkum, Roberto Abraham, Gemini, Sloan D

    99.99%がダークマターでできた銀河
  • 惑星形成モデルを書き換える?とても冷たい空飛ぶ円盤

    アルマ望遠鏡などの観測により、若い星の周りの原始惑星系円盤の外縁部に含まれる大きな塵の粒子の温度が初めて測定され、塵が摂氏マイナス266度であることが突き止められた。予想よりずっと低いこの温度は、従来の惑星形成モデルを書き換えるほどの衝撃を与えるものとなっている。 【2016年2月24日 アルマ望遠鏡】 仏・ボルドー天文台のStephane Guilloteauさんたちの国際研究チームが、地球から約400光年離れたへびつかい座ρ(ロー)星の星形成領域にある若い星「2MASS J16281370-2431391」の周りの大きな塵の粒子の温度を測定した。 この星はガスと塵の円盤に囲まれており、円盤内は惑星形成の初期段階にある(原始惑星系円盤)。地球からは円盤をほぼ真横から見る位置関係にあり、可視光線で撮影された姿から「空飛ぶ円盤」と呼ばれている。 ハッブル宇宙望遠鏡が撮影した、へびつかい座ρ星

    惑星形成モデルを書き換える?とても冷たい空飛ぶ円盤
  • 今年10月、サイディングスプリング彗星が火星に大接近

    【2014年1月29日 NASA】 今年10月、サイディングスプリング彗星(C/2013 A1)が火星に約14万kmの距離まで大接近する。火星探査機が間近で彗星をとらえる大チャンスだが、彗星塵に襲われるかもしれないピンチでもある。関係者らは観測と危機回避の両方について、万全の準備を進めている。 1月16日に赤外線天文衛星「NEOWISE」がとらえたサイディングスプリング彗星。太陽から5.7億kmの距離にあってすでに活発に塵を放出しているようすがうかがえる。クリックで拡大(提供:NASA/JPL-Caltech。以下同) サイディングスプリング彗星の軌道。地球や火星などの惑星と逆向きに公転しているので、ぶつかる塵も相対速度が大きくなる。クリックで拡大 欧州の探査機「ロゼッタ」による史上初の彗星着陸探査が予定される2014年後半、地球を遠く離れた探査機が彗星を間近でとらえる機会がもう1つ訪れる

    今年10月、サイディングスプリング彗星が火星に大接近
    gigs123
    gigs123 2014/01/29
    iPhone5s から送信
  • 2012年4月7日 月と土星、スピカが並ぶ

    宵の南東の空に、まんまるな満月と土星、おとめ座のスピカがすぐそばに並んでみえる。東側にある黄色っぽい方が惑星の土星、西側にある純白の星がおとめ座の1等星スピカだ。 双眼鏡があれば、月のクレーターや、対照的な星の色を眺めてみよう。 この解説は「アストロガイド 星空年鑑 2012」より抜粋しました。 「アストロガイド 星空年鑑 2012」は注目現象の見どころや毎月の星空のようすを写真とイラストで詳細に解説したムックです。2012年の星空を手軽に楽しめるビデオや、近く起こる天文現象を調べたりシミュレーションしたりできるパソコンソフトなどを収録したDVDが付属します。 ムック版のほか、ダウンロード購入できる電子版やiPhone用のiPhone版もあります。 ≫ 「アストロガイド 星空年鑑 2013」は、 ≫ こちらのページをご覧ください

    gigs123
    gigs123 2012/04/09
    From Gic's iPhone
  • 月の珍しい火山活動

    【2011年7月28日 NASA】 月の裏側にあるトリウムが非常に豊富な領域は、どうやら表側とは違う火山活動によってできたことがわかった。ルナー・リコナサンス・オービターが撮影した詳細な画像と組成マップを利用することで判明したものだ。 月の北極側から見た裏側のトリウムの分布。「C-B」と書かれているのがコンプトン・ベルコビッチ地域。クリックで拡大(提供:NASA/GSFC/ASU/WUSTL, processing by B. Jolliff) コンプトン・ベルコビッチ地域でトリウムの量が最も多い場所の可視光線画像。点線の中と外では白っぽさ(光の反射率)が異なっているのがわかる。クリックで拡大(提供:NASA/GSFC/ASU/WUSTL, processing by S. Wiseman and B. Jolliff) 月の火山活動を調べるには、月面の元素の組成からマグマの種類を調べると

    gigs123
    gigs123 2011/07/28
    From Gic's iPhone
  • 宇宙に満ちている可視光線源をほぼ全て解明!

    【2011年7月11日 名古屋大学】 名古屋大学と東京大学のグループが、NASAの探査機「パイオニア10号」と「11号」のデータを利用し、世界で初めて宇宙空間にある可視光線の明るさを計測した。これにより、現在既にわかっている可視光線源で宇宙に存在する全ての可視光線を説明できることがわかった。 パイオニア10号と木星。クリックで拡大(提供:松岡良樹(名古屋大学)、以下同じ) 宇宙空間の明るさと星間塵のエネルギーの関係。横軸が星間塵のエネルギー、縦軸が宇宙空間の明るさを示す。星間塵のエネルギーが0より下の点ではエネルギーが一定となっており、これが宇宙空間を満たす可視光線の明るさを示す。クリックで拡大 宇宙にどれだけの光が満ちているのかという問題は、「オルバースのパラドックス」(注1)を初めとして、宇宙がどのような姿なのかという問題と絡んで古くから議論されてきた。 地球にいると昼間は太陽が、夜は

    gigs123
    gigs123 2011/07/12
    From Gic's iPhone
  • 1