大阪 此花区の会場では、打ち上げを前に花火師たちが、ウイルスの終息祈願や医療従事者への感謝のメッセージなどが書き込まれた50発の花火を運び入れていました。 この取り組みは、夜空を彩る花火で笑顔と元気を届けようと全国のおよそ160の花火業者が参加し、1日夜、各地で一斉に打ち上げられました。 花火大会は新型コロナウイルスの影響で各地で中止が相次いでいて、1日夜は「密」になるのを防ぐため事前の告知を行わないことで開催にこぎ着けたといういうことです。 大阪の会場近くにあるバーベキュー場では突然の花火に大きな歓声が上がっていました。 兵庫県から訪れた20代の男性は「とてもきれいでした。ことしは花火が見られないと思っていたので、とてもうれしいです」と話していました。 今回の取り組みに参加した大阪市にある花火の製造会社の古賀章広社長は「花火を見て元気になってもらえるとうれしいです。早く終息してほしいです