次期代表を選ぶ党大会を月末に控える公明党に複数の難題が持ち上がった。世界平和統一家庭連合(旧統一教会)の問題は、創価学会を支持母体に持つ公明党への逆風になっている。加えて6日に発覚した党所属参院議員のセクハラ問題は「クリーン」な党のイメージを傷つけるだけでなく、次期執行部の体制にも影響を与えかねない。山口那津男代表の去就が注目される代表選告示は15日。公明は試練の1週間を迎えた。 「宗教団体が政治活動を行うことは憲法上保障されている。今回の問題は政治と宗教一般の問題ではなく、社会的な問題やトラブルを抱えている団体と政治との関わりが本質だ」