日本の右傾化否定=「真っすぐ進んでいる」−藤崎駐米大使 日本の右傾化否定=「真っすぐ進んでいる」−藤崎駐米大使 【ワシントン時事】藤崎一郎駐米大使は10日、米ニュースサイト「ハフィントン・ポスト」に寄稿し、沖縄県・尖閣諸島や島根県・竹島をめぐる中韓両国との争いに関する日本政府の立場を説明、「日本は右傾化しておらず、真っすぐ進み続けている」と指摘した。 藤崎氏はこの中で、中韓との間の困難な事態は、尖閣周辺海域への中国艦船の侵入や李明博韓国大統領の竹島上陸がきっかけであり、日本の行動によって生じたわけではないと強調。「緊張を高める意図は全くない」と表明した。日本でナショナリズムが高まっているとする一部米メディアの指摘には「大変な誇張がある」と反論した。 ワシントン・ポスト紙は9月21日、日本が右傾化していると論評する記事を掲載していた。 (2012/10/11-09:22)