11月20日、オバマ米大統領が表明した移民制度改革は米ハイテク業界の長年の要求を満たすものとはならず、失望が広がっている(2014年 ロイター/Jim Bourg) [サンフランシスコ/ワシントン 20日 ロイター] - オバマ米大統領が断行する考えを表明した移民制度改革は、一部の外国人労働者に恩恵をもたらすものの、技術者のビザ拡充や永住権取得プロセスの迅速化といった米ハイテク業界の長年の要求を満たすものとはならず、失望が広がっている。 オバマ大統領は20日、国民向けに演説し、議会の承認を必要としない大統領権限を行使して移民制度改革を推進する考えを示した。移民制度改革によって、起業家は米国で事業をしやすくなり、米国の大学院を卒業した留学生に一時的に就労を認めるプログラムも拡充される。