8月にリチウムイオンバッテリーの価格が10%近く下落した。これにより、電気自動車(EV)の価格がガソリン車並みになりそうだ。 EVはこれまで、バッテリーの価格が大きな原因となってガソリン車に比べて多額の初期費用が必要だった。しかしエネルギー価格分析企業Benchmark Mineral Intelligenceによると、バッテリーの平均価格が8月に1キロワット時当たり98.2ドル(約1万4600円)に下落し、この2年で初めて100ドルを切ったという。 Benchmarkは、EVの価格をガソリン車並みにするには、バッテリーのパッケージ価格が1キロワット時当たり100ドルを切る必要があると説明している。 同社のアナリストEvan Hartley氏は声明で次のように述べている。「セル価格が下落すれば、(OEMメーカーが)利幅を削らなくてもEVをガソリン車並みの価格で販売できるようになり、消費者と
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