政界を揺るがした捜査のきっかけは、1人の「教授」の執念だった 自民党の派閥裏金事件 「政治とカネ」告発し続ける原点に特攻隊員の悲劇
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抗生物質効かない肺炎が流行 11月16日 6時11分 マイコプラズマという細菌による肺炎が、ことし、子どもを中心に流行していますが、これまで効くとされていた薬が効かない「耐性菌」が多いことが分かり、専門家は、症状が長引いて重症化するおそれがあるとして、注意を呼びかけています。 マイコプラズマ肺炎は、マイコプラズマという細菌が原因で起こる肺炎で、発熱や全身がだるくなるなどの症状が出るとともに、せきが長く続くのが特徴です。国立感染症研究所によりますと、ことしは、全国の450余りの医療機関から報告される患者数が、今月6日までの累計で、1万1919人と、この時期としては過去10年間で最も多くなっています。年齢別では、▽0歳から4歳が37%、▽5歳から9歳が30%、▽10歳から14歳が15%で、0歳から14歳までの子どもが全体の80%以上を占めています。マイコプラズマは、これまで、「マクロライド系」
安全ピンなどを取り付けた楠田さんの「見えない障害バッジ」。「大切なものは目にみえない」というメッセージが添えられている=久野華代撮影 内臓疾患や精神疾患など外見からは分かりにくい病気や障害を抱えた人たちがツイッターでつながり、「見えない障害バッジ」を作った。透明のリボンをかたどったバッジに赤いハートマークが当事者の目印で、「人知れず困っている人が、身近にいることを知ってほしい」との願いを込める。 バッジは、作家で自己免疫疾患の難病を抱える大野更紗さん(27)をはじめ、障害者やその家族、大野さんの読者らがツイッターでバッジの狙いやデザインを話し合いながら10月に完成した。「バッジをつけた人を見かけたら、『何かお手伝いしましょうか』と気軽に声をかけられる社会になれば」との思いから、病気の種類や症状の程度は問わず身につけられるものにした。 全身が激しく痛む病気「線維筋痛症」を抱える会社員、楠田華
中国・四川(Sichuan)省成都(Chengdu)にある自閉症などの発達障害児向けの教育・訓練センターで、不快な気分に苦しむ自閉症の少年(2006年5月16日撮影、資料写真)。(c)AFP/LIU Jin 【11月11日 AFP】自閉症の少年7人の遺体解剖の結果、彼らの脳が自閉症ではない少年のものより重く、ニューロン(神経細胞)の数も多かったとする研究結果が8日、米国医師会雑誌(Journal of the American Medical Association、JAMA)に発表された。少人数ながら、自閉症児の脳の過成長が子宮内で起こっている可能性を示すものだと指摘している。 米国の研究者らは、2歳から16歳までの自閉症の少年7人の遺体の脳を調べた。死因は大半が溺死だが、8歳児1人は筋肉のがんで死亡し、16歳少年1人の死因は不明だ。 事故で死亡した自閉症ではない少年6人(対照群)の脳と
ドイツ北部ハノーバー(Hannover)の世界最大の情報技術見本市「CeBIT」で脳波を使ったゲームを楽しむ男性(2010年3月3日撮影、資料写真)。(c)AFP/DANIEL MIHAILESCU 【11月10日 AFP】脳波を検査すれば、実際には意識があるのに永続的な植物状態にあると誤診するケースを防げるとする論文が、10日の英医学誌「ランセット(Lancet)」に発表された。携帯可能で安価な診断手法や、意識のある患者と意思疎通を可能にする技術の開発に期待がかかる。 「昏睡状態」が意識がなく覚醒してもいない状態を指すのに対し、「持続的あるいは永続的な植物状態」は「自己や環境についての意識はないが覚醒した状態」と定義されている。この「持続的な植物状態」は、脳死と異なり法律上は人の死と認められていない。 カナダ・ウエスタンオンタリオ大学(University of Western Onta
健康診断などで行う血液検査の感度を従来の100倍に高める新技術を、ノーベル化学賞受賞者で島津製作所フェローの田中耕一さん(52)らが開発し8日、発表した。血液1滴でがんや生活習慣病などを早期診断したり、画期的な治療薬の開発につながる成果という。 記者会見した田中さんは「今まであきらめていたものが、これで見えてくる。大きな自信を持って紹介できる」と笑顔で語った。 田中さんらは、病気にかかると体内で新たな種類のタンパク質が作られ、その発見が診断や治療につながることに着目。人の免疫反応で重要な役割を果たす抗体を使って、10万種類以上のタンパク質から病気に関係するものだけを素早く見つけ出す方法を開発した。 2本の腕を広げたようなYの字形をしている抗体の中心部に、バネのような構造を人工的に作製して取り付け、腕が自在に動いて目的のタンパク質を探し出せるようにした。この抗体を使って検査したところ、アルツ
©Relaxnews/AFPBB News/shutterstock/wen mingming/shutterstock.com 【11月4日 Relaxnews】米国でブドウ糖果糖液糖(HFCS)が問題視される中、新興経済国では砂糖の需要が増大し、世界規模で砂糖不足を招いて、甘党の消費者泣かせとなっている。 調査会社ユーロモニター・インターナショナル(Euromonitor International)は前週、国際砂糖機関(International Sugar Organization、ISO)によると世界の砂糖需要は今年、2期連続で供給量を上回り、不足分は1500万トンに上るとの報告を発表した。ISOによれば在庫量は極めて少ないため、来年の収穫を経ても備蓄を健全なレベルまで回復することはできないだろうという。 砂糖不足の原因はメキシコやブラジル、オーストラリア、タイといった主要産出国
生理学研究所(NIPS)は11月1日、パーキンソン病の運動障害の原因となる脳の電気信号異常に関する新たな発見があったことを発表した。パーキンソン病に関連する「大脳基底核」(画像1)と呼ばれる脳の部位で見られる神経の電気信号の「発振」現象が、正常な神経の信号を邪魔することで、手足が動かしづらいなどの運動障害の原因となっていることが明らかになったのである。発見は南部篤教授らの研究グループによるもので、成果は欧州神経科学学会誌「European Journal of Neuroscience電子版」の11月1日号に掲載。 画像1。大脳基底核とパーキンソン病との関連について。大脳基底核は脳の深部にある構造であり、手足を精密に動かすといった運動の調節を行っている。解剖学的には、大脳基底核の中には線条体・視床下核・「淡蒼球」などがある。さらに、大脳基底核の「黒質」は、ドーパミン細胞を含んでおり、パーキ
印刷 関連トピックスNECNTTドコモ津波で塩害を受けた後、土壌を改良した農地でトマトを収穫した=8月20日、宮城県岩沼市、マイファーム提供 東日本大震災の津波による塩害で台無しになった農地を「最短1カ月間で再生できる」という土壌改良材を京都市のベンチャー企業「マイファーム」が開発した。農地の再生を大幅に短くできるとして、NTTドコモとNECが復興支援の一環で、量産化の無償援助を決めた。 農林水産省によると、東日本大震災で津波による被害を受けた農地は青森、岩手、宮城、福島、茨城、千葉の6県で計約2万4千ヘクタール。政府は、十分な量の真水で塩分を流し出す除塩作業などで「おおむね3年間での復旧を目指す」としている。 これに対し、マイファームが開発した改良材は、数種類の微生物と有機堆肥(たいひ)を混ぜたもので、微生物が土に残った塩分を分解する。「約1カ月で作付けができる土壌になり、3カ月で
抗がん剤を微小カプセルに封入してがん組織に届ける技術で、難治性がんとして知られる膵臓(すいぞう)がんの進行を抑える動物実験に、東京大学の片岡一則教授らのチームが成功した。 成果は23日付科学誌「ネイチャー・ナノテクノロジー」に掲載された。 膵臓は他の臓器に比べ間質と呼ばれる細胞間の組織が多いため、抗がん剤の直接投与では、薬剤ががんに到達しにくい。 片岡教授らは、カプセルが間質を通り抜けられるよう、カプセルの直径を最小となる30ナノ・メートル(10万分の3ミリ・メートル)にして、膵臓がんを起こしたマウスに投与。その結果、抗がん剤だけを投与した場合は、2週間でがんが約4倍になったが、カプセルに封入すると、がんがわずかに小さくなった。 膵臓がんは自覚症状が出にくく発見が遅れることが多い。米アップル共同創業者のスティーブ・ジョブズ氏も膵臓がんで亡くなった。
「幹細胞」といえば、さまざまな細胞に変化(分化)する力を持ち、体の失われた機能を取り戻すために使えるとして今話題の細胞だが、これをなんと、鼻から抜き取った脳細胞のなかから手に入れることに成功したという。しかも、取り出した細胞を変化させて、すい臓に埋め込んだところ、ラットの糖尿病が治ったというから見逃せないではないか。 この研究は、茨城県つくば市にある産業技術総合研究所が行ったもので、少なくとも ラットの場合、1型糖尿病、2型糖尿病のどちらも完治するという素晴らしい結果が出たらしい。糖尿病のラットの鼻から脳内まで針を入れ、少しだけひっかいて脳細胞を抜き出し、それを利用して糖尿病を治療できたというのだ。 もう少し詳しくいうと、まず、脳細胞を抜き出して、そこから神経幹細胞を取り出し、糖尿病患者に不足する物質「インスリン」をつくりだすように変化させる。 変化した幹細胞をすい臓に埋め込むと、体内でイ
先端医療センター病院(神戸市)は19日、慢性中耳炎やけがで破れた鼓膜を再生させ、聴力を回復させる治療法の臨床研究を開始すると発表した。 北野病院(大阪市)の金丸眞一部長らが開発した治療法で、他の部位からの移植が必要ないため、10分ほどの外来処置で済み、患者の負担が小さい。臨床研究では患者10人で安全性や効果を確かめ、保険診療と併用できる高度医療への申請を目指す。 鼓膜の修復は通常、耳の後ろの筋肉を包む膜を切り取って移植する。しかし、本来の鼓膜と違って厚みがあり、音が聞こえにくくなることがあるほか、数日から2週間程度入院する必要があった。 新しい治療法は、鼓膜になる幹細胞を利用。破れた鼓膜の周りをメスで少し傷つけることで幹細胞を刺激し、鼓膜の穴を塞ごうとする力を引き出す。その上で、幹細胞の増殖を促す物質をしみこませたスポンジでふたをして、乾燥と感染を防ぐ糊(のり)を数滴落とすだけ。
日本人のがん“半分は予防可能” 10月19日 5時25分 日本人のがんは、喫煙やウイルスなどの感染によるものが多く、半分は予防できる原因で起きているとする調査結果を国立がん研究センターがまとめました。 国立がん研究センターのグループは、平成17年にがんと診断された人の数を、がんのリスクを押し上げる喫煙や飲酒の習慣、それにウイルスの感染などがある人の数と照らし合わせ、日本人全体のがんの原因を分析しました。その結果、がんの原因で最も多いのは、男性の場合▽喫煙で29.7%、次いで▽肝炎ウイルスやピロリ菌などの感染で22.8%、続いて▽飲酒で9%でした。また女性で最も多いのは▽感染で17.5%、次いで▽喫煙で5%、▽飲酒で2.5%となっていました。男女合わせると、がんの半分ほどは、こうした予防できる原因で起きているということで、グループでは「生活習慣や環境の改善で日本人のがんは確実に減らせる」とし
京都大学医学部付属病院(京都市左京区)で今月10日に脳死肺移植を受けた患者が、手術後に脳障害を起こしたことが17日、分かった。京都大は患者の容体など詳細については明らかにしておらず、18日午後に記者会見して説明するとしている。一山(いちやま)智・副病院長(医療安全担当)は毎日新聞の取材に「患者は意識がはっきりしない状態だ。医療ミスがあったかは調査中で分からない」と話した。 京都大などによると、患者は肺リンパ脈管筋腫症の40代の女性。今月9日、山梨県立中央病院に脳出血で入院した60代男性が臓器移植法に基づく脳死と判定され、家族が臓器提供を承諾。肺は京都大に移送され、翌日、両肺の移植手術が行われた。 【関連記事】 <関連記事>生体腎移植:養子縁組間で5例 臓器売買事件受け調査 <関連記事>神経幹細胞:膵臓移植で血糖値下がった 糖尿病治療に期待 <関連記事>移植認定医:来年度導入 実施
初臨床でなんと90%に免疫! エイズ撲滅の期待高まる新ワクチンMVA-B2011.10.15 21:00 satomi スペインで新HIV予防ワクチン「MVA-B」初の臨床が行われ、第I相臨床試験では投与したうちのなんと90%に免疫応答が現れるという嬉しい結果に! エイズ撲滅の特効薬になるのでは...と期待が持たれています。 試験を行ったのは、1999年からこの新治療法の研究を行なっているスペイン科学研究高等会議バイオテクノロジー国立センターのDr.マリアノ・エステバン(Mariano Esteban)率いるチーム。 投与した「MVA-B」は、改変ワクシニアアンカラ(Modified Vaccinia Virus Ankara;MVA)の変種を弱毒化したものです。 MVAはその昔天然痘を根絶するのに使われていたワクチンで、他のいろんなワクチンのベースにも使われているものですね。「B」は、欧
未受精卵に皮膚細胞の核を移植するクローン技術を使って、様々な種類の細胞に変化できる人間の「万能細胞」を作ることに、米コロンビア大学などのチームが成功した。 6日付の英科学誌ネイチャーに発表する。 通常のクローン技術では、未受精卵の細胞核を除いてから皮膚細胞の核を移植する。マウスでは、この細胞を胚盤胞という段階まで分裂させ、「クローンES細胞」とよばれる万能細胞を取り出すことに成功している。しかし、人間の場合は細胞分裂が途中で止まり、万能細胞を作れなかった。 研究チームは、未受精卵の核を残したまま皮膚細胞の核を入れた。電気刺激で二つの核が融合して細胞分裂を始め、胚盤胞まで成長。万能細胞を取り出せた。
印刷 万能細胞作製の流れ ヒトの卵子と皮膚細胞を使って、様々な組織の細胞に育つ万能細胞を作ることに、米国の研究チームが成功し、英科学誌ネイチャーに6日発表する。できた細胞は形態が通常の細胞と大きく異なるため、すぐに臨床応用にはつながらないが、人工多能性幹細胞(iPS細胞)や胚(はい)性幹細胞(ES細胞)など他の万能細胞の性質を詳しく知る材料になり、臨床応用に向けた安全性や効率の向上などに貢献しそうだ。 米ニューヨーク幹細胞財団研究所などのチームは、ヒトの卵子に、別の成人の皮膚細胞(体細胞)の核を入れて培養した。すると63個中13個が、分割してできる「胚盤胞(はいばんほう)」という状態にまで育った。 胚盤胞の細胞は、万能細胞に特徴的な遺伝子が活発に働いており、盛んに分裂して増えた。マウスに移植すると骨のもとや粘膜のもとになる細胞に育った。チームは「卵子を使えば体細胞を初期化できる可能性
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