世界保健機関(WHO)は6月24日、新型コロナウイルス感染が最も重症化しやすい高齢者などが免疫を維持する上で、年1回の追加接種が必要になると予測している。ロイターが内部文書を確認して分かった。4月、ジュネーブで撮影(2021年 ロイター/Denis Balibouse) 世界保健機関(WHO)は、新型コロナウイルス感染が最も重症化しやすい高齢者などが免疫を維持する上で、年1回の追加接種が必要になると予測している。ロイターが内部文書を確認して分かった。 文書は24日の「Gaviワクチンアライアンス」との会合向けに作成されたもの。Gaviは途上国のワクチン接種を推進する国際組織で、WHOとともに新型コロナワクチンを共同調達する国際的な枠組み「COVAX(コバックス)」を主導している。 ワクチンメーカーのモデルナやファイザー、ビオンテックなども既に、高レベルの免疫を保つには追加接種が不可欠になる