パレスチナ自治区ガザ地区南方ラファ沖合で漁をするパレスチナ人漁師たちの後ろで、炎上するエジプト軍船の救助に向かう同国海軍艇(2015年7月16日撮影)。(c)AFP/SAID KHATIB 【7月17日 AFP】イスラム過激派組織「イスラム国(Islamic State、IS)」は16日、エジプトの北シナイ(North Sinai)県沖合で、エジプト艦に対しミサイル攻撃を行ったと発表した。 エジプトを拠点とするIS傘下の組織が、パレスチナ自治区ガザ地区(Gaza Strip)に隣接するラファ(Rafah)北の沖合で、エジプト海軍の巡視艇に対し「誘導ミサイル」1発を発射したとする声明を投稿した。 投稿された3枚の写真には、対戦車誘導ミサイルと思われる物体が巡視艇に当たり、大きな火の玉ができている様子が写っている。 これより先にエジプト軍は、IS集団を追跡中に同軍の艦艇1隻が攻撃を受け、炎上し