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ブックマーク / finalvent.cocolog-nifty.com (183)

  • ウクライナ戦争における米国の関与について: 極東ブログ

    ウクライナ戦争における米国の関与について、米国時間3月29日のニューヨーク・タイムズにジャーナリストのアダム・エントゥスが『パートナーシップ:ウクライナ戦争の秘密の歴史 (The Partnership: The Secret History of the War in Ukraine)』(参照)と題する、ほぼ一冊のに匹敵するほどの詳細な記事を公開し、この問題に関心を寄せる人々で大きな話題となった。記事は、ウクライナアメリカ、イギリス、ドイツ、ポーランド、ベルギー、ラトビア、リトアニア、エストニア、トルコの政府、軍事、情報機関の関係者と1年以上にわたり、エントゥス氏が300回以上のインタビューを実施してそれをもとに書かれたものである。いずれ日語で正式な全文が書籍などで出版されることになるだろうが、すでに国際水準でウクライナ戦争を考察する人々にとっては常識になっているので、ここでも今後

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    gimonfu_usr 2025/04/03
    /アダム・エントゥス /"〔関係国、周辺国関係者への〕300回以上のインタビュー"をもとにまとめられた報告。/ "私〔finalvent氏〕の視点はできるだけ混入しないようにした"
  • 新しい「男性」の誕生: 極東ブログ

    人類の性別を決定するY染色体が、遠い将来に消えるかもしれないという話は、生物学の分野では長年囁かれてきたが、その未来は何千も先のことにも思われていた。しかし、それが思ったよりも早く訪れていた。現状、報告される事例はごくわずかだが到来している。しかし、想定されていた事態とは異なり、男性が消滅するのではない。その逆である。Y染色体がなくても「男性」を作り出す仕組みが、すでに一部の人類に現れつつあるのだ。この発見は、しかし、予期はされていた。鍵を握るのは、奄美大島に生息する小さなネズミ、アマミトゲネズミである。 Y染色体の退化:人類の危機か進化か? 基からおさらいしておこう。人間の性別は、23対ある染色体のうち、性染色体によって決まる。女性はXX、男性はXYという組み合わせだ。このうちY染色体には、性決定遺伝子「SRY」(Sex-determining Region Y)が存在し、これが胎児の

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    gimonfu_usr 2025/04/01
    “Y染色体も、SRY遺伝子も存在していない。それなのに、オスの個体では精巣が発達し、正常に精子を作り出している""その鍵は、「Sox9」という遺伝子に”"17kbの重複配列" /( でもその新しい「男性」は絶滅危惧ENだ。)
  • VOAは消えてしまうのか?: 極東ブログ

    アメリカの声(Voice of America、以下VOA)」が危機に瀕している。2025年3月、トランプ大統領の命令により、VOAの全スタッフ約1,300人が職場から締め出され、放送停止の瀬戸際に立たされているのだ。VOA側の公式アナウンスはまだなものの、ディレクターのマイケル・アブラモウィッツはフェースブックの個人声明で嘆いている。「私は深く悲しんでいる。83年ぶりに、歴史あるVOAが沈黙させられた」と。日でも英語学習や国際ニュースの窓口として親しまれてきたVOAが、今、存亡の危機にある。私は言語学に関心を寄せるものとして、VOA英語の簡易性とその教育的価値に深い愛着を持っている。VOAは、国際政治的に見れば、報道機関というよりプロパガンダ機関と呼べるかもしれないが、その価値は英語教育、米国的価値の普及、娯楽性、そして言語学的視点からも際立つものだ。 アブラモウィッツの悲嘆 事態は

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    gimonfu_usr 2025/03/17
    /マイケル・アブラモウィッツ/Voice of America ( VOA聞いたこともないけど、米国諸機関が大統領采配で簡単に消滅の危機にあるのみて本当にたまげている。効率的といえば効率的なんだろうけど… )
  • トランプのゼレンスキー不信の背景: 極東ブログ

    2025年2月28日、ホワイトハウスでドナルド・トランプウクライナの大統領ウォロディミル・ゼレンスキーと激しく言い争い、会談は決裂した。その場で飛び出したトランプの言葉、「プーチン氏は私と一緒に多くの苦難を経験した」「詐欺師のハンター・バイデン」「民主党のぺてん」は、一見すると脈絡のない怒りの爆発に聞こえる。NHKが全文報道しているので、そこから該当部分を再録する。 トランプ大統領 「どうするも何も、今あなたの頭に爆弾が落ちたらどうするのか。彼ら(ロシア)が破ったらどうなるのかなど、知ったことではない。バイデンと(の合意)なら破るだろう。バイデンへの敬意はなかった。オバマにも敬意はなかった。 私のことは尊敬している。プーチン氏は私と一緒に多くの苦難を経験した。うそっぱちの魔女狩りに遭って、彼とロシアは利用された。ロシアロシアと。聞いたことがあるか。詐欺師のハンター・バイデン、ジョー・バ

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    gimonfu_usr 2025/03/03
    (何にしても我々は、T氏を理解するだけでなく、宗主国国主として「愛さねばならない」状況なのかも )
  • 米国とウクライナの決裂: 極東ブログ

    トランプ米大統領は米国時間の2月28日、ウクライナのゼレンスキー大統領とホワイトハウスで会談し、ウクライナの鉱物資源の権益に関する合意文書に署名する予定だったが、渦中で厳しい口論となり、会談は決裂した。合意文書には署名されず、共同記者会見も中止となり、ゼレンスキー大統領はホワイトハウスから追い出された。 まず、口論の流れをまとめておこう。 発端:バンス副大統領とゼレンスキー氏の対立 状況: 記者からの質問でトランプ氏がロシアとの関係性について問われた後、バンス副大統領がバイデン政権の対ロ政策を批判し、「平和への道は外交かもしれない」と発言。 ゼレンスキー氏の発言: 「感謝はしています。しかし、あなたが話す『外交』とは何ですか? プーチンはミンスク合意を破り、2014年に我々の東部とクリミアを占領しました。オバマ、トランプバイデン、そして今またトランプ大統領と、アメリカの大統領は変わりまし

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    gimonfu_usr 2025/03/02
    リチャード・ハナニア氏  プロジェクト2025  https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%97%E3%83%AD%E3%82%B8%E3%82%A7%E3%82%AF%E3%83%882025
  • 『クローズアップ現代』「ロシア “死の経済“の実態」批判: 極東ブログ

    2025年2月5の『クローズアップ現代』が報じた「ロシア “死の経済“の実態」は、ロシア経済が戦争によって回り、戦場での死が経済の一部として組み込まれているという視点を示したものであった。貧困層が高額な報酬に惹かれて戦場に向かい、戦死することで遺族が多額の補償を受け取るという構図が描かれ、「戦争経済がロシア社会を蝕んでいる」と批判していた。確かに、ロシア経済の軍事依存度が高まり、戦争が国家財政に大きな影響を与えていることは事実であろう。しかし、戦争によって経済が回る」構造をロシアだけに限定し、まるで特殊な異常事態であるかのように扱っている点には、どうしてもプロパガンダ臭を感じた。 同番組ではロシア経済が制裁によって疲弊しているかのような印象を与えるが、実際にはロシアはBRICSを中心とした非西側諸国との経済連携を強化し、その恩恵を受けている。たとえば、ロシアの対中国貿易は2023年には

  • バイデン政権という汚点: 極東ブログ

    バイデン政権はひどいものだったなあという印象が強いが、なかなか主要メディアは口を拭ってるものだと思っていた。が、BBCにそれなりの記事が掲載されていた(参照)まあ、そうだろう。それを参考に書いておきたい。率直にいって、老化したトランプ次期大統領もこうなりかねないのだから。 2025年初頭、ホワイトハウスの記者会見場でのバイデン大統領の姿は、歴史に残る象徴的なものとなった。言葉に詰まり、視線を彷徨わせる瞬間が繰り返され、聴衆の中に沈黙と不安が広がった。かつてオバマ政権時代に副大統領を務め、熱意ある演説で国民を鼓舞した「巧みなコミュニケーター」としての面影は、無惨なほどそこにはなかった。 バイデン氏の「年齢の影響」という疑念は、すでに2023年の大統領選テレビ討論会で最高潮に達していた。共和党候補として再出馬したトランプとの対決は、かつての「トランプvsバイデン」の再現として注目を集めたが、結

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    gimonfu_usr 2025/01/14
    (あんま関係ないんだけど、人格のよさと、統治者としての能力は別モノなんじゃないかと思うんだけど、民主主義だと人格が評価されるからな、〔その結果トランプ氏〕)
  • 米国民主党の騒がしい日々: 極東ブログ

    2024年の大統領選挙において、民主党は、あれから8年ということか、再び「自己崇拝」の罠に陥り、壮大な内紛を展開している。選挙戦の最終段階になってようやく党内で激しい議論が繰り広げられ、資金の使い方や広告戦略の失敗、そしてリーダーシップの欠如について多くの異論が噴出した。誰が責任を取るべきかについても各派閥で意見が分かれ、明確な合意が得られない。まあ、得られるわけもないが。このような内部の対立はメディアにも取り上げられ、民主党内の結束がいっそう揺らぐ結果となる。内部対立は深刻化する。民主党やその支持者は自らを「知的で正義」とか「公平で倫理的」とか見なし、他党との差別化を図ってきたが、その結果として内部で愚かな争いを続け、ドタバタを招いている。このような矛盾した行動は誰の目にも明らかであり、まさに、ありがちな滑稽さが浮き彫りとなった。 民主党じゃないだろのバーニー・サンダースは、民主党が労働

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    gimonfu_usr 2024/11/12
    (製造業国内復帰と関税引き上げながらインフレを防ぐことが可能ならトランプ選ぶわな。怖しいことにトランプ四年間のあとあの白人の怨念を一身に担った副大統領が継ぐかしれん。https://costep.open-ed.hokudai.ac.jp/news/11450
  • ドイツ経済の悪化と政府の失策: 極東ブログ

    ドイツ経済は今、以前の安定した成長から停滞へと変わり見通しが悪化している。2024年の成長率は-0.1%と予測されており、これは前年に続く二年連続のマイナス成長である。ドイツのキール世界経済研究所は、成長予測を引き下げており、政府や企業に対する不信感が高まっている。このままではドイツの経済基盤が弱まり、国際競争力がさらに低下する。 ドイツ経済の鈍化原因 政府は当初、2024年の成長率を0.4%と見込んでいたが、最近の予測では成長が止まると発表した。キール世界経済研究所は成長率が-0.1%になると見ており、これでドイツは二年連続でマイナス成長になると予測している[1]。また、2028年までに税収が5,810億ユーロ(約9.5兆円)も下振れすると見られており、経済の不安が税収の減少に直結している[2]。税収が減ることで、インフラ整備や公共サービスにも悪影響が出て、さらに成長を妨げる要因となる。

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    gimonfu_usr 2024/11/04
    ( ドイツ )
  • 米国大統領選挙予測技術: 極東ブログ

    米国大統領選挙の予測技術が変化している。変化せざるをえない。従来の世論調査や経済志向に基づく予測手法では、複雑化する米国選挙情勢は捉えきれなくなった。米国では社会的分断が深刻なほど進み、選挙戦となれば過剰なほどの接戦化する中で市民の意思の流動も激しく、実態が掴めず、常に新しい選挙予測モデルが模索される。というわけで、ブロガーもお勉強してみるというわけだ。 米国では当然ながら、大統領選挙予測技術が話題になるし、なり続けてきた。2008年の米大統領選挙で注目された「FiveThirtyEight」や2012年の大統領選挙のために開発された「Votamatic」など、それぞれに当時は高い予測精度を誇った。が、2016年選挙では失敗。全国レベルの支持率などの予測からでは、もはや現在の大統領選挙結果を正確に予測することができそうにもない。マスメディアが採用する州レベルでの予測でも従来のモデルは限界を

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    gimonfu_usr 2024/11/01
    ( 米国 )
  • 現代に蘇る『源氏物語』: 極東ブログ

    久しぶりのブログという感じになってしまい、近況というのもなんだが、今年のNHK大河ドラマ『光る君へ』を楽しく見ている。藤原道長と紫式部の若き日の秘められた恋といった、ラノベ(ライトノベル)のような展開も面白いが、そこここに『大鏡』や『小右記』などからの史実に『蜻蛉日記』をまぜたりするのも楽しい。これからは『御堂関白記』や『枕草子』もまぜていくだろうと期待が高まる。『源氏物語』を仄めかす趣向も楽しい。『光る君へ』というタイトル自体この趣きもある。今回の大河ドラマを好むのは私だけではなく、令和六年の『源氏物語』ブームといった印象も受ける。が、この『源氏物語』、一千年も昔の物語の反面、現代の反映もあることも興味深い。連想される一番大きな話題は、五年ほど前に発見された写である。この後続の話はなお興味深い。 発端は五年前、三河吉田藩主・大河内松平家の子孫の実家に源氏物語を書写した写があるとして、

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    gimonfu_usr 2024/04/25
     定家(1162~1241)による現存最古の「若紫」写本と同時に、発見された、"三河吉田藩主・大河内松平家の子孫の実家"の "茶道具を包んでいた反故紙や裏白紙"の"何か"の書写
  • [書評] 存在消滅(高村友也): 極東ブログ

    著者の高村友也さんから著書『存在消滅』をいただいた。高村さんは、このブログで私が死の恐怖に絶叫する話を読まれ、共感されたらしい。まあ、そういう人が世の中にはいるのだ。 書にも登場するが哲学者・中村義道が哲学者・大森荘蔵に哲学の門を敲いたときも、ようするにこれだった。死の恐怖である。大森は、たしかこう言ったらしい、「あの、お腹のそこにずどーんとくるやつですね」と。正確な言葉ではないが、死の恐怖というものを味わった人間ならたぶんお馴染みだろう。 私の場合は、ブログにも以前書いたが、世界がぎらぎらしだすというのがある。薄暗い寝室で眠れず、死の恐怖が極まると、世界がぎらぎらと輝き出す。目をつぶる。絶叫することもある。死の恐怖というのは、まじで来るもんだ。高村さんは、書で「呼吸ってどうするんだっけ」的なことを書かれている。 これに解決はあるか。 ない。 書が、いいだなあと思ったのは、そのこと

  • 数値から見た今の新型コロナウイルス感染症の風景: 極東ブログ

    数値データが与えられたとき、人はそこから何を読み取るかという課題に暗黙のうちに置かれがちだ。そしてそこには、なにか読み取るべき真の答えがあるかのようにも感じさせる。これが絵画であれば、何を読み取るかは、つまるところ自由だと言っていい。絵画の知識によって読み取りが深まることはあるだろうし、勘違いが減ることはあるだろうが、それでも、最終的に受け取るものを大きく制約しない。他方、そのある種の自由に至るために、人はそれを、飽くこともなく眺めることになる。というように、数値から見た今の新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の風景を3点、眺めてみた。どちらかといえば、死者のいる風景として。 人工呼吸器の風景 COVID-19の重症の規定は、呼吸困難(呼吸回数や酸素飽和度)や肺滲潤影などによるだろう。が、簡単な視点は人工呼吸器であり、体外式膜型人工肺(Extracorporeal membrane

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    gimonfu_usr 2020/07/19
    (/高齢化 )
  • 安倍首相の「断腸の思い」は私には伝わった: 極東ブログ

    私は、いちおう述べておけば、自民党支持でもないし、安倍晋三首相の支持者でもない。ただ、それでも、彼を擁護するかに聞こえる発言をしようものなら、それだけで批判されるという昨今のネットの空気も知っているが、これは、書いておこうかと思った。 北朝鮮の国家組織による犯罪行為として、1977年(昭和52年)11月15日に、袋詰と思われる非人道的な方法で拉致された13歳の女子中学生・横田めぐみさんの父、横田滋さんが5日老衰で亡くなった。無念であっただろうと思う。 これを受けて安倍首相は、記者団に対し、思いを述べたのをNHKニュースで私は見た。曰く、「総理大臣としていまだにめぐみさんの帰国が実現できていないことは断腸の思いであり、申し訳ない思いでいっぱいだ」と。涙は流していないが、詰まらせている声はいつも喋り下手ではなく、涙が出そうな感情をこらえているように見えた。もちろん、これは私の主観である。が、彼

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    gimonfu_usr 2020/06/06
    北朝鮮が拉致を公式に認めた""それ以前の言論界の空気を私は知っているが、北朝鮮が日本人を拉致したなど疑念を持とうものなら、陰謀論扱いされ、非難された"/"1965年、日本が韓国に提示した5億ドルに該当する支援"
  • この夏、東京オリンピック2020eの実施に向けて: 極東ブログ

    来年に延期が決定された東京オリンピック2020だが、国際オリンピック委員会(IOC)は、これとは別に東京オリンピック2020eとしてこの夏、eスポーツの大会を実施する検討に入ったようだ。これには、世界保健機関(WHO)の#PlayApartTogether (みんなおうちでヴィデオ・ゲームしましょう)イニシアティブも、最後のひと押しとして影響したらしい。 「東京オリンピック2020e」のeは、eスポーツのeである。すべての競技をコンピューター・ゲームで再現し、しかも、パラリンピックの壁もなくして、多様な障害者の参加を可能にするという。 eスポーツとは、「エレクトロニック・スポーツ(electronic sports)」の略称で、コンピューター・ゲーム(モバイル・ゲームなど含む)を複数の参加者で競技することだ。そもそも「スポーツ(sport)」という言葉は身体スポーツに限定されない。チェスな

  • 東京都と隣接4県での不要不急の外出の自粛の、この時点の感想: 極東ブログ

    昨日26日、小池東京都知事は、隣接する4県、神奈川、埼玉、千葉、山梨の知事とともに市民社会に向け、人混みへの不要不急の外出自粛を要請した。 私はどう思ったか。まあ、週末は気温も下がり雨模様なので最後の桜を楽しむといった天候でもないから、おうちにいるのも無難だろうかとは思った。 もちろん、買い物や散歩(ランニングとかも)まで自粛せよというものではない。一人静かに雨の花見もよいものだろう。俳句の季語でいうなら、「花の雨」「雨の花」といったところだ。 日国政府に目を向けると、安倍首相は、今日27日の参院予算委員会で東京都内の新型コロナウイルス感染者急増を問われ、「仮にロックダウンのような事態を招けば、わが国の経済にもさらに甚大な影響を及ぼす」と答えたようだ。つまり、彼にはロックダウン(都市封鎖)は避けたいという思いはあるらしい。なにより、日は緊急事態宣言にも至っていない。 さて、「東京都内の

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    gimonfu_usr 2020/03/28
    "その背後にあるのは、一定の感染者数を容認し、集団免疫を獲得させること"
  • 即位礼正殿の儀のこと: 極東ブログ

    朝、NHKの番組表を見ると、ほとんど終日、即位礼正殿の儀の番組なので呆れた。平成の時もそうだったろうかと思い出そうしたが、記憶が今ひとつ曖昧だった。30年前と違いは、いろいろあるだろうが、そうだな、ネットの反応、特にSNSの反応というのも大きな違いなるにだろうと思った。 ネットを覗くと案の定、関心を持つ人は多そうだった。天皇を好意的に受け止める人がこうも増えたものかと思い、こうした傾向は日ナショナリズムの一つの達成でもあるのだろうなと他人事のように思い、なんの気なしに私もつぶやいた。 皇室が偉いというのは、国民国家意識が芽生えた江戸時代にできたもんだと思う。 それが、プチ炎上した。というか、罵倒を数多くいただいた。概ね、間違っている、歴史も知らないのか?、古典を読め、バカじゃね、といった類で、簡素なものだった。まあ、Twitterにありがちなことだし、その人たちに、①朱瞬水から水戸学の流

  • 〈物語シリーズ〉という物語: 極東ブログ

    先日ネットで「アニメ〈物語〉シリーズ10周年」という話題を見かけた。私がこの物語をアニメで見たのは、近年のことなので、10年前のことは知らない。調べると、2009年7月に始まり、最初のクールの12話はその9月から10月に終わった。これで10年というのもうなづける。と、ブログの記事を書いてみたいと思ったのは、この物語の複雑さについてである。 私がこのアニメを知ったのは、たまたま「ひたぎエンド」の一部分を見たことだ。アニメ表現のある種の異常さ、物語の異常さ、キャラクターの異常さ、そうした異常なるなにかが、どうしてできたのだろうかと疑問に思ったのである。 そしてこの物語を知りたいと思った。が、まず最初に当惑したのが、物語の始まりがどこにあるのかわからないことだった。そんなことはない、アニメの最初は10年前だろうということはわかる。これが、『化物語』である。ヒロインである戦場ヶ原ひたぎが登場し、彼

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    gimonfu_usr 2019/10/06
     ( "このアニメの全貌にアクセスしにくい時代になってきた"" 大暮維人のコミック版が開始され、読みやすい。" )( とにかく『恋愛サーキュレーション』だな。)
  • [書評] 絶滅の人類史 なぜ「私たち」が生き延びたのか: 極東ブログ

    人類史関連のを探していたら、アマゾンが『絶滅の人類史 なぜ「私たち」が生き延びたのか』を推してきた。まあ、一般向けのなら軽くて読みやすいだろうと、さほど期待せずに読んだら、これがまさに自分が読みたいだった。自分も知らなかった新しい知見が読みやすく書かれているので、いつの作品か見ると、2018年1月だった。内容的には2009年原書の、『そして最後にヒトが残った―ネアンデルタール人と私たちの50万年史』とかぶる感じもあったが。 表題からすると、「絶滅」が注目されるが、普通に、最先端の人類学を簡素にまとめたになっていた。自分の人類学の知識をリニューするいいきっかけにもなった。 一番、これはまいったなあと思ったのは、コンラート・ローレンツの攻撃についての考えがあっさりと否定されているところだった。ローレンツは私が中学生のときに大きな影響を受けた学者で人生観の基礎になっているのだが、うあ、否

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    gimonfu_usr 2019/09/23
    ( う~む。)
  • 千葉県の広域停電と過疎地域: 極東ブログ

    台風15号の影響による千葉県での広域停電の状況を報道社による地図で見ていくと、概ね、台風の軌跡をなぞっていることがわかるが、過疎地域を浮かび上がらせたような印象もあったので、過疎について考えるきっかけにもなった。 千葉県での停電復旧が遅れている理由は、想定外の被害であっ たということだろう。地形が複雑なことや樹木倒壊による交通の遮断なども復旧の妨げになっている。過疎そのものが影響したとは言えないだろう。だが、過疎地域の災害対策はどのようにあるべきかは今後も問われるだろう。過疎であれ、人が居住する地域であれば、水道と電気のサービスは欠かせない。が、その災害時のレジリエンスをサービスに含めたとき、公費とのバランスは問われてしまうし、なにより、地方自治体に十分な資金はないだろう。この問題に簡易な解答はないように思われる。 関連して関東地域での過疎の状態を見ておこう。平成28年の総務省『過疎関係市

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    gimonfu_usr 2019/09/15
    (原発はいまでも多くの国でベースロード電源。むしろ増加。無意味な停止は収益に益せず地域配電能力どころか原発安全維持能力削ってますよ。http://www.gepr.org/ja/contents/20150323-03/)(https://www.nikkan.co.jp/articles/view/00497255 )