まるで熟れたバナナのような、表紙もページも真っ黄色の本。しかも著者の名前は「読書猿」……。そんな異彩を放つ本が、いま話題です。 もちろん著者は、猿ではなく人間。それどころか圧倒的な読書量を誇り、その博識ぶりで、本好きたちの間ではよく知られた存在なのだとか。 本書『アイデア大全』は、そんな“謎の賢人”読書猿さんの初めての著作。科学から呪術まで古今東西42ものアイデア発想法を網羅した“超オトク”な一冊で、時代・歴史を横断していることから「あれとこれって繋がるんだ!」という驚きを読者にもたらしてくれます。 今回はこの「黄色い本」をプロデュースしたフォレスト出版のお2人に、お話を伺いました。 今回取材にご協力いただいた方 (右)フォレスト出版 取締役 営業部長 小池亜以さん (左)同 編集部 石黒洋記さん 企画が全然通らない……!『アイデア大全』を最も欲していたのは自分 ――まずは、この本が生まれ