ブックマーク / goldhead.hatenablog.com (22)

  • 向精神薬は心に効かない - 関内関外日記

    こんな話題を見かけた。 p-shirokuma.hatenadiary.com おれには「近代に根ざした自意識」とかいうむずかしいことは、さっぱりわからん。わからんが、向精神薬をもぐもぐべて生きている人間としてなにか言いたくなった。 おれは手帳持ちの精神障害者である。最初に医者に行ったのは、朝、身体がまったく動かなくなったからだった。強烈な希死念慮というものも煮詰まっていた時期だったが、「医者に行かなければ」と決断したのは身体の問題だったといっていい。 そして、おれの双極性障害(躁うつ病)がもたらすものといえば、やはり「身体が動かなくなる」だった。それが主だった。ついでにあるのが不安症だが、これも動悸や汗などと見なせば身体の問題だ。 とはいえ、おれは自分が精神的に病んでいる人間であると、医者に行く前からずっと思っていた。「メンヘラ」であると。薬物によって「変われる」のではないか。なにが変

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    ginnang7 2024/07/06
  • おれは功利主義者になりたい。あと、ベンサムではなくベンタムでいきたい - 関内関外日記

    寄稿させていただきました。上タンべ放題の話から功利主義の話をしようと原稿を書き始めたら難しくて、構成を逆にしてみました。 blog.tinect.jp 功利主義。反出生主義者をやっていると、そう指摘される。では、功利主義はなんだろう? ということで、何冊かを読んだ。 功利主義とは何か 作者:ピーター・シンガー,カタジナ・デ・ラザリ=ラデク 岩波書店 Amazon まさにこのタイトル、さらにピーター・シンガーは現代功利主義者の代表的な人……だけど、いきなり読むにはちょっと難しかった。いずれ再読する日はくるのか。 倫理学入門-アリストテレスから生殖技術AIまで (中公新書 2598) 作者:品川 哲彦 中央公論新社 Amazon 功利主義も倫理学の一つかもしれない。そもそもおれは倫理学を知らなかった。ここに入門するのが先じゃないか。なるほど、倫理学には規範倫理学、記述倫理学、メタ倫理学で

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    ginnang7 2024/04/14
  • ※個人の感想にたどり着けないインターネット - 関内関外日記

    www.gizmodo.jp こんな記事があって、おれはこんなことを書いた。 「最近、Google検索がイマイチな気がする…」→当にイマイチだった [ネット] 今どき個人ブログ書いてる人間も相当少ないが、それでももうまったくインデックスされなくなっていて、商品やイベントの一般人の感想なんかはもう検索エンジンからはたどり着けない。 2024/02/01 15:07 b.hatena.ne.jp 純粋な「個人ブログ」、「日記」というものはもうGoogleはインデックスしない。 staff.hatenablog.com 「しない」は言い過ぎかもしれないが、ほとんどしない。いつからだかはよくわからない。よくわからないが、おれがそれを実感したのは、去年「ジャパンモビリティショー」に行ったときのことだった。いや、正確には「行く前」だ。いったいどんなショーなのか、どのくらい混んでいるのか、どんな雰囲気

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    ginnang7 2024/02/13
  • 長文翻訳には素直にGPT-4 Turboに金出したほうがいいというだけの結論 - 関内関外日記

    承前。 goldhead.hatenablog.com 読みたい小説がある。とても古い小説で、日語訳が手に入らない。元はノルウェー語だが、とりあえずプロジェクト・グーテンベルクの英語版は見つけた。おれは英語が読めない。翻訳エンジンを使うしかない。比べてみたらAIに翻訳させると質がいい。しかし、いちいちコピペできる分量ではない。なにか方法があるかとChatGPTに聞いてみた。Pythonを使えばできるという。なので、やってみた。とりあえず、できそうな感じがした……というのが上の記事まで。 そして、今日だ。あ、この一連の記事はリアルタイムでお伝えしています。昨日の記事は昼休みに書いた。で、今日は朝から体調を崩して、午後遅くに出社。仕事を終えたあとPythonをいじりはじめる。昨日は「短い英文テキストファイルを読み込ませて、ChatGPTに翻訳させて、日語テキストファイルを出力させる」という

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    ginnang7 2023/11/12
  • 見知らぬ小学生にとつぜんエゴマの葉を二枚もらう人生 - 関内関外日記

    金曜日の夕方、おれは自宅アパートの近くで自転車を押して歩いていた。短い階段や未舗装の路地などあって、おれは帰宅の最後、自転車を押して歩く。 いきなり、人の姿が現れた。しゃがんでいた子供が、立ち上がったのだ。一軒家の敷地内である。低い塀がある。 そのまま通り過ぎようとすると、声をかけられた。小学校低学年くらいの女の子だ。手に何かを持って、こちらに差し出している。 「エゴマ」 手には葉っぱを持っていた。 「エゴマ?」 と聞きかえす。 「あげる」 という。 「どうも」 とかえす。 おれは二枚のエゴマの葉を持ってアパートに帰った。 帰り、アパートの近く、近所の家の小学生の子からとつぜんエゴマの葉を二枚もらう。お礼は言ったが、なんだかよくわからない。 pic.twitter.com/3ZCiSfPupU— 黄金頭 (@goldhead) 2022年6月24日 エゴマの葉、二枚。 四十年と少し生きてき

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    ginnang7 2022/06/26
  • 精神障害者が『なぜ心はこんなに脆いのか 不安や抑うつの進化心理学』を読む - 関内関外日記

    なぜ自然選択は、私たちをこれほど多くの精神疾患に対して脆弱なままにしたのだろう? これは価値のある問いであり、これに答えようとする試みによって、精神疾患に対する私たちの理解は深まるはずだ。これが、書のシンプルなテーマである。 「エピローグ」p.449 というわけで、『なぜ心はこんなに脆いのか』を読んだ。 なぜ心はこんなに脆いのか:不安や抑うつの進化心理学 作者:ランドルフ・M・ネシー 草思社 Amazon 読んでいる途中で気づいたのだが、この著者は『病気は、なぜあるのか』というの著者でもあった。 goldhead.hatenablog.com というわけで、おれはこのを「進化医学の中でも進化心理学を中心として、病気のなかでもとくに『精神病はなぜ、あるのか』なんだな」と思って読みすすめることにした。なにせおれは精神病の当事者、双極性障害(躁うつ病)の手帳持ちであって、なおかつ進化心理学

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    ginnang7 2022/01/30
  • 年末年始『三体』三昧 - 関内関外日記

    おれが劉慈欣の『三体』を読み始めたのは西暦2021年12月30日14時20分(JST)頃である。そのことは「サンマルクカフェ」のレシートから明らかだ。 さかのぼって数十分前、おれは伊勢佐木モールのブックオフにいた。恥を晒すが、ブックオフだ。そこでおれが見たのは『三体』のIIの上下巻、IIIの上下巻「だけ」であった。肝心のIがない。Iだけがない。 さかのぼって数ヶ月前。「話題の『三体』だけど、完結してから読むか。年末年始にでも一気読みにするか」。 そのときが来た、と思ったのに来なかった。いや、ならばIは有隣堂で買おう。そう思って、いったん一階まで引き返したブックオフの二階に再度引き返した。四冊買った。IIとIIIが上下巻ずつなんて、最近の村上春樹みてえだな、とか思った。そして果たして、有隣堂にはIがあった。おれはそれを買った。 昼。 pic.twitter.com/B2TOn36DmU—

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    ginnang7 2022/01/09
  • 永遠に存続する名著―『何がわたしをこうさせたか』金子ふみ子 - 関内関外日記

    何が私をこうさせたか。私自身何もこれについては語らないであろう。私はただ、私の半生の歴史をここにひろげればよかったのだ。心ある読者は、この記録によって充分これを知ってくれるであろう。私はそれを信じる。 間もなく私は、この世から私の存在をかき消されるであろう。しかし一切の現象は現象としては滅しても永遠の中の実在の中に存続するものと私は思っている。 私は今冷静な冷ややかな心でこの粗雑な記録の筆を擱く。私の愛する凡てのものの上に祝福あれ! 「手記の後に」 wikipedia:金子文子の獄中手記、半生記である。金子文子? 金子ふみ子? それとも、冒頭「添削されるに就いての私の希望」に記されている「金子ふみ」? そう、いずれとも定まらぬような、無戸籍者として生を受け……と、書き出したいところだが、女性の名前の○○子の「子」がつくかどうかはわりと曖昧な時代があったようなのでなんとも言えぬ。自分の親戚に

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    ginnang7 2021/11/13
  • iPhoneがなぜおれに受け入れられたのか - 関内関外日記

    anond.hatelabo.jp なぜかわからないがこのところホットなiPhoneAndroidの罵り合い。おれもiPhoneユーザーとして参戦したいが、とても140字では語りきれないので、こちらに書く。 そもそも、おれはiPhoneの影も形もないころからAppleのユーザーであった。初めて触ったのは父が買ってきたMacintosh LC2だ。LCは「ローコストカラー」の略で、ローコストで、カラー画面を!? という時代だったと思う。 それからおれはいろいろあって、DTPの道に進んだ。黎明期のちょっとあと、くらいだろうか。そのころはDTPやるにはMacしかなかった(今は違います)。選択肢がなく高価な体、同じく周辺機器、そしてなによりも爆弾、爆弾、爆弾。そのシステムの不安定さ。それでも使わなくてはならない仕事道具。 いつしかOSもOSXになり、やや安定してきたような気はした。それでも、A

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    ginnang7 2021/10/28
  • 坂口恭平『自分の薬をつくる』を読む - 関内関外日記

    自分の薬をつくる 作者:恭平, 坂口 晶文社 Amazon 坂口恭平。おれと同世代で、おれと同じ双極性障害(躁うつ病)を患っている。それだけで気になる存在である。それ以外に共通項はなにもないかもしれないけれど、病気の人間とはそういうものである。 坂口恭平は双極性障害を患っている。……と、書くと正確ではないかもしれない。もう、通院も服薬もしていないという。患っていた、が正しいかもしれない。おれはおれなりに双極性障害についていろいろ読んだりしているが、双極性障害は原因不明で完治できない病気であって、現状、一生、薬とともに落ち着かせて生きていくしかないとの認識だった。「治った」という話は聞かない。もし、そうだとしたら、とてもめずらしい話かもしれない。 ここではっきり言っておくが、おれは病気、障害、あるいは「症」、disease、disability、disorderの違いをはっきりと理解していな

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    ginnang7 2021/10/09
  • おれはオリンピックをなめていました - 関内関外日記

    会場になっている横浜スタジアム周辺 blog.tinect.jp また寄稿いたしました。 読んでいただければ幸いです。 幸いですが、読む前に、「これが書かれたのは小山田問題が起こる前だ」ということを念頭に置いていただければ幸いです。 「小山田問題が起こる前ってどんなんだっけ?」というと、自分ももうあまりはっきりと覚えてはいないのですが、これほど東京でのコロナウイルス感染者数が爆増していなかったような気はします。また、小山田問題の前ですから小山田問題は起こっていませんし、もちろん小林問題も起きていません。 でもまあ、こんなんです。 こんなん。 ……で、2021年7月29日現在のおれが申すに、おれはちょっとオリンピックをなめていました。 まずは、オリンピック運営に関してです。上に書いたとおり、立て続けに開会式の問題が起こりました。開会式自体もなんか全体的にしょぼかった。そして、開幕してみればコ

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    ginnang7 2021/07/30
  • ルソー『人間不平等起源論』を読む - 関内関外日記

    人間不平等起源論 (光文社古典新訳文庫) 作者:ジャン=ジャック ルソー 発売日: 2008/08/07 メディア: 文庫 所有という観念の発生 ある広さの土地に囲いを作って、これはわたしのものだと宣言することを思いつき、それを信じてしまうほど素朴な人々をみいだした最初の人こそ、市民社会を創設した人なのである。 おれはこの一節、どこかべつのほんで引用されていたこの箇所を確かめたいがためにこのを読んだ。この一節はこう続く。 そのときに、杭を引き抜き、溝を埋め、同胞たちに「この詐欺師の言うことに耳を貸すな。果実はみんなのものだし、土地は誰のものでもないそれを忘れたら、お前たちの身の破滅だ」と叫ぶ人がいたとしたら、人類はどれほど多くの犯罪、戦争、殺戮を免れることができただろう。どれほど多くの惨事と災厄を免れることができただろう。 そのとき、「叫ぶ人」はいなかった。人類は悲惨になった。 しかし一

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    ginnang7 2021/04/25
  • 抑鬱と夕方の桜 - 関内関外日記

    おれは先週の木曜日からおかしくなった。双極性障害(躁病)のが出た。おれのの出方というのは、身体がまったく動かなくなるというものであって、動かないまま寝ていれば眠ってしまう場合もあるので、いきなり自殺ということにはならない。ただ、身体が動くようになった午後二時、三時になってみると、このままでは死ぬしかないという思いにとらわれる。それでもおれはシャワーを浴びて会社に向かう。 土曜日。おれは競馬を見たあと、自転車図書館を返しに行った。を返して、別のを借りた。ドラッグ・ストアとスーパー・マーケットに寄って、アパートに帰った。まだ空はいくらか明るい。おれはなんとなくカメラを持ち帰っていた。暗くても構わないから、ちょっとそこの公園まで散歩するかと思った。おれはそうした。 壁に花咲く三月。 壁にこんなものまで見られる三月。 ららら、三月の終わり。 べつに警戒しなくてもいいから、ネコチャン

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    ginnang7 2021/03/30
  • 貧乏だから野菜が食えないとかいうのは毎晩冷しゃぶサラダ食わないやつの戯言にすぎない・夏 - 関内関外日記

    貧乏だから云々というのは、もはやおれのこういった記事につきものだからというおれのくだらぬこだわりに過ぎない。もしもこれについて貧乏の度合いがついていけぬとするならば、行政に頼るべきである。おれはそれを最初に宣言する。 冷しゃぶサラダ。 pic.twitter.com/kPSPJdr2tt— 黄金頭 (@goldhead) 2020年6月23日 冷しゃぶサラダ。 pic.twitter.com/ABqnwOVjoQ— 黄金頭 (@goldhead) 2020年6月22日 冷しゃぶサラダ。 pic.twitter.com/3ZrAaNdrHe— 黄金頭 (@goldhead) 2020年6月21日 ピザ。 pic.twitter.com/msvXb94XmY— 黄金頭 (@goldhead) 2020年6月20日 冷しゃぶサラダ。 pic.twitter.com/Yhn6rfmlLL— 黄金頭

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    ginnang7 2020/06/25
  • 緊急事態宣言解除記念・一般人は新型コロナウイルスをどれだけうろ覚えしているのか? - 関内関外日記

    ※以下に記すのは感染症の知識も医学の基も知らない一市民の覚え書きになります。COVID-19についての正確な情報をお求めでしたら、正確な情報が掲載されているページを勝手にお探しください。 緊急事態宣言が解除された。 これを記念して(記念だろうか?)、おれという一般市民がどれだけ新型コロナウイルスについて「うろ覚え」しているのかを書き残す。これを書くにあたって、別タブを開いて情報を得るというようなことは「しない」。「しているんじゃないの?」と疑うならべつに信じなくてもいい。 というわけで、あらためて書くが、以下は一般人のうろ覚えであって、正確性を信頼することはまったくできない。答え合わせをするつもりもないので、気になったら各自調べられたい。 これは、「一市民がどれだけいいかげんな知識と記憶をもっているのか」というたいへん貴重な記録なのである(なにをえらそうに)。 新型コロナウイルスについて

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    ginnang7 2020/05/26
  • 新コロナウイルス対策失業団戦記 - 関内関外日記

    その晩の夕のメニューは、いつもどおりのすいとんともやしの和え物だった。すいとんといっても、味のない、ぬるい塩スープに白いかたまりが浮かんでいるだけだ。 事の号令を待っていると、そこへ監視官が入ってきた。汚れてベージュ色になったマスクの紐を右側だけ外し、副首相スタイルでがなり始めた。 「今夜は、明日の迎撃戦をひかえた大切な夜である。ここ横浜は首都防衛の最後の盾だ! そこで、農林水産上級副大臣閣下より、ありがたいお気持ちを頂戴した! これを糧に、明日の戦闘に打ち勝てる!」 すると、薄汚れた白衣の給仕班が入ってきて、ソーシャル・ディスタンスを守っているぼくたちのプレートに、肉のかけらとメロンを置いていった。 「事、開始!」 ぼくたちはそれぞれの、ぼろぼろのマスクを外して、事を始めた。原則、会話は禁止されていたが、一人の男がつぶやいた。 「おれ、ステーキ・チェーンで働いていたからわかるんだ

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    ginnang7 2020/04/12
  • 独り身のゴミカス依存症は相手にもされない 『ギャンブル依存症サバイバル』を読む - 関内関外日記

    ギャンブル依存症サバイバル ―パチンコ・スロット・競馬・競輪におぼれる人を救済するため、患者・家族・医療者に贈る指南書 作者: 熊木徹夫,ギャンブル依存症研究所 出版社/メーカー: 中外医学社 発売日: 2015/08/24 メディア: 単行(ソフトカバー) この商品を含むブログを見る おれは立派なギャンブル依存症である。おれがよく見る夢は、空を飛ぶ夢ではない。買いたい馬券があるのに、なんらかの障害があって買えなくなる悪夢である。手が震えてマークシートをうまく塗れないとか、ネット回線につながらないとか……。 とはいえ、おれがこのに記載されているDSM-5、SOGS、GAによる20の質問に答えると、いずれもギャンブル依存症という結果にはならない。あるいは、書の著者である熊木徹夫医師が「あたりをつけられる」というたった一つの質問にもノー、なのだ。 ギャンブル依存症は先にあげたような質問票

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    ginnang7 2019/11/20
  • 抑うつにはカレーの日々 - 関内関外日記

    Twitterより。 ケプリスパイスカレー3.1。 pic.twitter.com/H9DLZJWd36— 黄金頭 (@goldhead) 2019年7月3日 ケプリスパイスカレー3.1。 pic.twitter.com/9uDLMiokA8— 黄金頭 (@goldhead) 2019年7月4日 ケプリスパイスカレー3.1。 pic.twitter.com/afukUZucqU— 黄金頭 (@goldhead) 2019年7月5日 ケプリスパイスカレー3.1。 pic.twitter.com/1lU16ABzR7— 黄金頭 (@goldhead) 2019年7月6日 ケプリスパイスカレー3.1。 pic.twitter.com/zYPVQ2wzaD— 黄金頭 (@goldhead) 2019年7月7日 ケプリスパイスカレー3.1。 pic.twitter.com/433zQ4gaqs— 黄

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    ginnang7 2019/07/17
  • 素面の人間ってなんなんだろう? - 関内関外日記

    snjpn.net人志は作品作りについて薬物使用を「ドーピング」としたらしい。 www.sponichi.co.jp太田光は「良い面と悪い面」と言ったらしい。 このあたりの価値判断、基準というものは、とりあえず置いておく。おれもまだよくわかってないので。 しかし、いずれにせよ、ドラッグを決めたら決めたで影響がある、という認識は共通している。 すなわち、それはオラフ、違う、シラフではないということだ。そこには、ナチュラルな人間がいろいろな表現、芸術をするべきだ、あるいはするに越したことがない、という志向がある。 だが、素面の人間、ナチュラルな人間とはなんだろうか。おれにはそこが気になる。 これは、おれの身体というものから思うに至ったことである。おれは、双極性障害を患っている。オランザピン(ジプレキサ)を飲まなければ、一方で酷い抑うつ状態、身体がまったく動かないほどの鉛様麻痺、スローモーシ

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    ginnang7 2019/03/19
  • 【実録】これが大学中退者の末路だ! - 関内関外日記

    こんな記事が話題になっていた。 www.ishidanohanashi.com おれも物心ついたときからなにも考えず、「将来は灰色のスーツを着たサラリーマンというものになるのだろう」と漠然と思い浮かべて生きていた。ただ、サラリーマンになるにもそれ相応の学歴なども必要だろうから、という理由で塾に通い、中学受験をしたりした。神奈川県にはア・テストというものがあって……という理由をいちいち説明しないが、算数、数学、そして音楽や体育という実技から逃げるための中学受験という面もあった。おれは自分が想定していた中で最低のすべり止めの二次試験になんとか合格した。そこにも落ちていたら、地元の荒れ気味な公立中に通い、また別の人生を歩んだだろう。 それから6年間、おれは漠然と中高一貫の私学に通った。そして、大学に入り、灰色のサラリーマンになるために。男しかいない学校だった。高校3年になってからは、予備校にも通

    【実録】これが大学中退者の末路だ! - 関内関外日記
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    ginnang7 2016/09/16