東京メトロ大手町駅から徒歩3分のところにある「将門塚」。ここは平安時代中期の豪族、平将門の首を供養するために建てられた石碑です。そして、いくつかの伝説を持つことでも知られています。関東の八ヶ国の国府を攻撃し各国司を追放した平将門の乱を起こした平将門。この「将門塚」には、平将門の乱に続く歴史が大きく関係しています。 INFORMATION基本情報 所在地千代田区大手町1-2-1 アクセス大手町駅C5出口すぐ 語り継がれてきた逸話を持つ、平将門の首を供養するために建てられた「将門塚」 平将門の乱の後、将門は自らを"新しい天皇”を意味する「新皇」と称し始めました。朝廷に反逆したとみなされた将門は平貞盛の軍と交戦し、下総の地で討死。その首は藤原秀郷により平安京の七条河原でさらされることになりました。 この話にはもう一つ、語り継がれている逸話があります。平安京でさらされた平将門の首は、数ヶ月経った後