【読売新聞】 国内最大級のカエル展示施設や人気アニメに登場した「聖地」として知られた静岡県沼津市の水族館「あわしまマリンパーク」が、来月12日で閉館することが決まった。施設の老朽化のため、40年の歴史に幕を下ろすことになった。関係者
【読売新聞】 国内最大級のカエル展示施設や人気アニメに登場した「聖地」として知られた静岡県沼津市の水族館「あわしまマリンパーク」が、来月12日で閉館することが決まった。施設の老朽化のため、40年の歴史に幕を下ろすことになった。関係者
栃木県那須塩原市の複数の温泉旅館で1月下旬以降、予約客から中国人の宿泊予約の有無を尋ねる電話が相次いでいることが、旅館関係者への取材でわかった。現在予約がなくても、予約があれば断れないなどと回答すると、キャンセルされたケースも。新型コロナウイルスによる肺炎の感染拡大を懸念したキャンセルとみられ、旅館側が頭を悩ませている。 「中国のお客さんから予約が入っていますか」。塩原温泉郷の「松楓楼松屋」に今月に入り、予約客からこんな電話が入った。「今のところありません」と答えると、「本当ですか」と確認され、「これから中国人の予約が入った場合は断るか」と問われたという。旅館業法上、明確な理由がある場合を除いて宿泊拒否はできないことを伝えると、「それでは取り消します」とキャンセルされた。 ほかにも中国人の宿泊予約の有無を確認する電話が2件あり、同様の対応を取ったところ、電話を切った後にインターネットを通じ
フリーマーケットアプリ「メルカリ」に、通勤ラッシュ時の列車の席に座る権利が1800円で出品されていたことがわかった。出品者側が事前に席取りして譲る仕組みだが、鉄道会社によると、公共交通機関の座席を不当に与えることを禁じた自治体の条例に抵触する可能性があるという。メルカリは商品を削除した。 対象の列車は、千葉県印西市と東京都葛飾区を結ぶ北総鉄道北総線。メルカリや北総鉄道によると、「北総線 8時6分 小室駅発 2両目座席」という商品名で今月4日頃までに出品された。出品者側が3日間座席を確保し、乗り込んできた購入者が購入画面を見せると、譲るという内容だ。 メルカリは利用者からの通報などで把握し、サービスなどの出品を禁じた自社のガイドラインに基づき、購入される前に削除した。 北総線は都営浅草線などと直通で、新橋や品川にも向かうため多くの通勤客が利用している。座席は自由席しかない。東京都や千葉県の迷
警備や交通の混乱を避けるため、20年限定で特例的に「海の日」を7月23日、「体育の日」を同24日、「山の日」を8月10日にすることで最終調整している。これを踏まえ、東京五輪・パラリンピック大会推進議員連盟は、東京大会特別措置法の改正案を国会に提出する。 五輪開会式(7月24日)と閉会式(8月9日)前後は、選手や関係者、各国要人の往来の集中が予想される。五輪推進議連はテロ対策などのため、祝日の移動で都内の通勤・通学者数を抑える案を検討。これに対し、海の日(7月第3月曜)の制定を主導した海事振興連盟は「祝日の意義が薄れる」と反発していた。 しかし、海の日の「7月20日固定化」を目指す海事振興連盟は、東京都議会が固定化を求める決議を採択するメドがついたことなどから態度を軟化。6日に臨時総会を開き、祝日移動を容認する見通しとなった。山の日(8月11日)についても山の日議連が移動案に反対してきたが、
名古屋市千種区の東山動植物園は3日、メスのジャガー「チャゲ」(22歳)が死んだと発表した。 同園によると、昨年末現在全国11園で17頭いたジャガーのうち最高齢で、人間なら90歳ぐらいにあたるという。 老衰に肺炎が重なったのが原因とみられ、同日朝、飼育員が死んでいるのを見つけた。死亡時は体長113センチ、体重37キロだった。 同園は4日から14日まで園内に献花台を設ける。 同園によると、チャゲは1993年、高知県の「わんぱーくこうちアニマルランド」で生まれ、2年後に来園。2012年に大病を患ったが、飼育員や獣医師らの努力によって復調した。寒さ対策で昨年11月下旬から展示を中止し、暖房の利いた屋内で飼育していた。 同園のジャガーはオスの「アスカ」1頭になる。
静岡県警大仁署は27日、逮捕状請求書に記載ミスがあったとして、児童買春・児童ポルノ禁止法違反(児童ポルノ製造)容疑などで同日逮捕した同県伊豆の国市田京、無職川上教文被告(23)(偽計業務妨害罪などで起訴)をいったん釈放した上で、1分後に同容疑などで緊急逮捕したと発表した。 発表では、逮捕状請求書の「法律第79号」とすべき文言を「第79条」と誤記して請求。逮捕後に気付き、手続きの公正さを期すため、同日午後2時4分に一度釈放し、1分後に緊急逮捕したという。同署は「再発防止に努めたい」としている。 発表では、川上被告は6月1日、県東部で、知り合いの中学1年男子生徒(13)に自分に対して淫らな行為をさせ、携帯電話のカメラ機能で撮影して児童ポルノを製造した疑い。調べに対し、川上被告は「させたのは間違いない」と容疑を認めているという。
和歌山県紀の川市の県農業試験場が、梅干しを作る際に排出される「梅調味液(漬け汁)」を利用して水田で雑草の発生を抑える方法を開発し、マニュアルにまとめた。 梅干しの産地である県内で、年間約1万トンが廃棄されるという液を活用することで、処理費用の節約も図れるという。 梅調味液は、味付け後に出る廃液で、糖分やクエン酸、塩分を含む。産業廃棄物として処理しなければならず、コストや処理場の確保が課題となっている。 試験場が開発した方法は、梅調味液に含まれる糖分などが水田内で微生物などに分解される際、土壌の表面が酸欠状態になって雑草の発芽を抑える仕組み。 マニュアルでは、田植え直後と、7~10日後の2回、10アール当たり300リットルの調味液を、拡散するように水田に注入することなどを指示している。 除草剤を使用した場合と比べると雑草の量は多くなるが、何もしなかった場合の3分の1程度に抑えることができる。
海水浴客などを狙って車上荒らしを繰り返したとして、千葉県警いすみ署は14日、男3人を逮捕して裏付け捜査を終えたと発表した。 3人は、サーファーが暗証番号によく使うとされる番号などを使って、盗んだキャッシュカードで現金引き出しに成功していたという。 発表によると、3人は県内の20歳代の男。県内での車上荒らし事件で逮捕、起訴され、有罪判決を受けた。同署は、逮捕後の捜査で、3人が2012年3月頃~今年5月頃、いすみ市など県内の22市町村で、計298件約1300万円分の窃盗と窃盗未遂を繰り返したことを裏付けたという。 手口は九十九里浜などの海岸沿いで、海水浴客らの車の窓をハンマーで割るもの。3人は、サーファーが銀行口座の暗証番号を「1173」(いい波)に設定していることが多いと聞きつけ、件数などは不明だが、この番号で現金を引き出すなどしていたという。 同署は「車の中に金品は置かず、暗証番号は容易に
石川県警金沢中署は17日、金沢市内の石川テレビの女性社員(54)を威力業務妨害の疑いで逮捕したと発表した。 逮捕は16日。 発表によると、女性社員は11月2日午前と12月7日午後、同市内の住宅建築工事現場で木製のくい数十本を引き抜き、工事を妨害した疑い。女がくいを抜くのを作業員が目撃し、同署に相談していた。住宅の持ち主と作業員はともに女性社員と面識がないという。調べに対し、「何も話したくありません」と供述しているといい、同署が動機などを調べている。 石川テレビによると、女性社員は社内で電話の受け付けなどを担当。同社の山本肇総務局長は「社員が逮捕されたことについて、大変遺憾に思います。業務外のことですが、捜査の状況を見守っているところです」とコメントした。
実験で、水分が残るロウソク立て(右)を使用したロウソクの芯が、火が付いたまま落下した(大阪府枚方寝屋川消防組合消防本部提供) ロウソク立てに水分が残った状態でロウソクを使用すると、ごくまれに、火が付いた芯がはじけ飛んで火災につながるケースがあることが、大阪府枚方寝屋川消防組合消防本部の実験でわかった。 同本部は市民に使い方の注意を呼びかけ、ロウソクメーカー各社も、実験結果を受けて商品に注意書きを添えるなどの対策を検討し始めた。 今年2月、枚方市内の民家で、居間の障子の一部が燃える火災が起きた。同本部の調査隊員が調べたところ、現場にはロウソク立てがあったが、障子からは24センチ離れ、倒れた形跡もないことから、ロウソクの火が直接障子に燃え移る状態には見えなかった。 住民が、「前日にロウソク立てを洗った」と話していたことから、同本部は、ロウソク立てに残った水分が影響した可能性もあると考え、実験を
開通に向けて工事が進む「上野東京ライン」の高架橋(中央)。奥はJR秋葉原駅、中央はJR神田駅(11日午前、読売ヘリから)=菊政哲也撮影 JR東海道線、東北線などの運行が2015年春から大きく変わる。 東京駅と上野駅を結ぶ新線が開通することで相互乗り入れが実現し、始発駅だった両駅の役割は様変わりする。乗り換えが不要になるなど便利さは増す一方で、なじみのない「行き先」になることが予想され、国内有数の長距離路線とあって、車内でうっかり寝過ごしでもしたら「どこまで連れていかれるのか……」と今から心配する声も聞こえてくる。 ◆どこ行き? JR東日本が9日発表した東京―上野間の新線の名称は「上野東京ライン」。東海道線の終点の東京駅と、東北線(宇都宮線)、高崎線、常磐線の終点、上野駅が結ばれ、並走する山手線などへの乗り換えが不要になる。ラッシュ時には200%近くに達していた山手線の混雑率が大幅に緩和する
JR九州の山根久資博多駅長の合図で出発する「ななつ星in九州」(15日午後0時47分、福岡市博多区のJR博多駅で)=久保敏郎撮影 日本初の豪華観光寝台列車、JR九州の「ななつ星in九州」が15日午後、発着点の博多駅(福岡市)を出発。 豪華な車内でくつろぎながら、九州各地の見所や新鮮な食材を使った食事を楽しめる。 初便は九州1周の3泊4日コースで、全国からの乗客28人を乗せ、夕方には大分県・由布院駅へ。2~3日目は宮崎、鹿児島県を巡り、最終日は熊本、大分県を経由して博多駅に戻る。 ななつ星は、欧州のオリエント急行を参考に新造された8両編成の豪華列車。このうち客車は7両で、14の客室とラウンジカー、食堂車からなり、木材をふんだんに使って温かみと重厚感を出している。製造費は約30億円で、同規模の特急列車の約2倍。
静岡県の私立浜松日体高校(浜松市東区、松田清孝校長)の男子バレーボール部監督の男性教諭(41)による体罰問題で、同校が部員に対して聞き取り調査を行った結果、体罰が日常的に繰り返されていたことがわかった。 同校は21日、緊急の保護者会を開き、保護者に謝罪するとともに今後の対応を説明した。 同校は19、20の両日、男子バレーボール部員20人に対し、聞き取り調査を実施した。塩沢敏隆教頭によると、部員らはほぼ毎日、この教諭から練習中にプラスチック製のバットで尻をたたかれ、他校との週1度の練習試合の際には平手打ちをされたと話したという。 昨年12月に大阪市立桜宮高校での体罰による自殺が発覚し、体罰が社会的に問題となって以降、体罰は減ったが、それでも2年生の部員が月に2度程度、平手打ちされ、今年8月には2年生部員が教諭の靴で頭を8回たたかれていたという。 同校は当初、この教諭による体罰を「日常的なもの
大音量の曲を流し、若者がダンスに興じる「クラブ化」に歯止めをかけようと、今夏、海の家での音楽を禁止した藤沢市の片瀬海岸西浜海水浴場。利用者からは「治安が良くなり、家族で遊びに来やすくなった」との声が多く聞かれる。 同海水浴場を管理する「江の島海水浴場協同組合」の新井進専務理事は、今年の状況について「昼間から酒の瓶を持って座っている若者がいなくなり、家族連れが多くなった」と手応えを感じる。 夕方、犬の散歩をしていた近所の女性会社員(38)は「去年の夏は歩くのが怖くて、夕方の散歩はコースを変えていた。治安が良くなり、安心して散歩できるようになった」とほっとした様子。家族で訪れた綾瀬市の男性会社員(42)は「ここはガラが悪いイメージで、子どもにも見せたくなかったので避けていた。音楽が規制され、変わったと思って遊びに来た」と話す。 江の島の西側に約2キロにわたって広がる同海水浴場は昨夏、全国最多の
【ワシントン=中島達雄】脳を刺激して実際と違う誤った記憶(過誤記憶)を作り出すことに、ノーベル賞受賞者の利根川進・米マサチューセッツ工科大教授と理化学研究所のチームがマウスの実験で成功したと、26日付の米サイエンス誌に発表する。 過誤記憶を人為的に作り出したのは世界で初めて。 人間はしばしば記憶違いを起こすほか、妄想を抱く病気もある。これらの原因はわかっておらず、今回の成果をきっかけに解明が期待される。 利根川教授らは、マウスの脳の奥にある「海馬(かいば)」と呼ばれる部分に光を当て、実験を行った。海馬は記憶に関係すると考えられる。マウスの脳細胞には特殊な遺伝子が組み込まれ、光を当てると活性化、直前の記憶が再生されるようになっている。 このマウスをまず、何もしない安全な部屋に置いた後、形の違う別の部屋に移し、脳に光を当てながら、マウスの嫌いな電気を足に流した。このマウスを安全な部屋に戻すと、
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