リユースショップ「KOMEHYO」「BRAND OFF」を展開するコメ兵ホールディングス(HD)は6月14日、戦略説明会を開催した。同社の役員によると、真贋(しんがん)判定をAIが補助するAI真贋機器の重要性が高まっているという。 KOMEHYOの鑑定士は、各店舗で「真贋チェック」「商品情報(型番)の特定」「状態チェック」「買取金額算出」「買取金額の説明」を行っている。AIは、このうち真贋チェックと型番の特定を補助する。 店舗のバックヤードにおいて、タブレットで商品を撮影すると型番候補がいくつか出てくる仕組みになっている。また、専用のカメラで商品のいくつかの箇所をチェックすることでAIに真贋を判断させる。 同社はAIの精度を高めるために膨大な商品データを集めている。KOMEHYOが取り扱うブランド・ファッション関連アイテムは170万点以上あるため、AI開発に最適な条件は整っているとしている
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