米ニューヨークに拠点を置くセレブ御用達のウエディングドレスブランド「ヴェラ・ウォン」をはじめとする高級ブランドが厳しい現実に直面している。9500ドル(約93万1000円)の高級ウエディングドレスで知られる同ブランドは、リセッション(景気後退)で顧客が節約志向に走るなか、平均小売価格を3分の1近く引き下げた。 ほかにも米高級ブランドの「コーチ」が、300ドル以下で販売するハンドバッグの品数を増やしているほか、「サックス」も商品の低価格化に向け納入業者と協議を進めている。オバマ大統領のミシェル夫人愛用のブランド「タクーン」も5月、低価格の商品ラインを投入した。 長年にわたり価格を上げ続けてきた高級ブランド業界だが、ここへきてデザインの簡素化と使用材料の低価格化の動きが広がっている。 高級ブランドのコンサルティングを手掛けるベイン・アンド・カンパニー(ミラノ)の試算によると、2008年に
関西の各百貨店が主力商品のひとつである紳士スーツの販売てこ入れをはかるため、自主企画商品(プライベートブランド=PB)で、割安な紳士スーツを相次いで発売している。大手百貨店の中には6万円台だった定番のPBスーツを3万円台に引き下げたところも登場した。ただでさえ高価格品の売れ行きがふるわない中、客足も郊外型のスーツ専門店に向きがちで百貨店のスーツは低迷。各百貨店はメーカーへの一括発注などでコストを削減するほか、利幅の圧縮で割安価格を設定するなど、高値敬遠客の呼び戻しに懸命だ。 従来の6万円前後から、百貨店としては格安の3万8000円の紳士スーツを販売したのは、高島屋。紳士服アパレルのダーバン(現レナウン)と共同開発したPBスーツブランド「I.D.D」だ。 低価格を実現するため、同社はレナウン宮崎工場への一括生産を実施。複数の工場への分散に比べ、生産効率が高く百貨店にとっても仕入れ単価が割
グッチブランドの再生に取り組むグッチのディ・マルコCEO=伊フィレンツェ郊外の工場(ブルームバーグ) フランスの流通・ファッションブランド大手PPR傘下の高級ブランド、グッチが、新CEO(最高経営責任者)のパトリツィオ・ディ・マルコ氏(46)の下でブランド再生に取り組んでいる。デザインの絞り込みによるコスト削減や中価格帯商品の拡充で不況に立ち向かう。 同CEOは88年の歴史を誇るブランド・ロゴ、2つの「G」がついた商品群を刷新する考えだ。新たにクロコダイル(ワニ革)や革の装飾をつけたプリント地の財布を投入し、価格帯は800ユーロ(約11万円)から1900ユーロとする。 ◆日用品化から救う 高級ブランド専門のコンサルティング会社、インターコーポレートのアルマンド・ブランチーニ氏は「商品を改革し中間価格帯に設定しようとする新CEOの戦略は、まさに今求められているものだ」と評価する。
脇役のドレスシャツが決まっていると、ビジネススタイル全体がおしゃれに見える=大阪・淀屋橋のリングヂャケット・マイスター ビジネスウエアの主役といえば、大多数の人がスーツと答えるでしょう。ドレスシャツという人は少数派です。もちろん間違いではありません。ドレスシャツはスーツを際立たせる脇役的な存在です。しかし、映画でも名脇役がいるからこそ主役が引き立ち、映画全体が素晴らしいものになります。ドレスシャツとはそれほど重要なアイテムなのです。ドレスシャツは消耗品なので、とりあえず無難な物を選んでおけばよいとか、ディテールはお構いなし、となっていませんか? 脇役だからこそこだわりたいものです。 ≪サイジング重要≫ ドレスシャツを選ぶポイントを幾つか挙げましょう。一番大事なのがサイジングです。スーツは体にフィットした細身のものなのに、ジャケットを脱ぐとだぶだぶのシャツを着ている方をよく見かけます
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