アンマン(CNN) ヨルダンの清掃局員が着用しているオレンジ色の作業服はイスラム過激派「イラク・シリア・イスラム国(ISIS)」の残虐行為を連想させるとの理由から、色が変更されることになった。 ISISはこれまで、オレンジ色のつなぎを着せた人質の頭部を切断するなど、残酷な殺害場面の映像を公開してきた。先月焼き殺されたヨルダン軍パイロットも、オレンジ色の服を着せられていた。 首都アンマン当局は10日、パイロットの遺族を含む市民の要求に応じ、今月中に作業服の色を変更すると発表した。 新しい色は「オリーブ・グリーン」。インターネット上の投票で、8つの選択肢の中から決定した。当初は「ターコイズ」が選ばれたが、国内の有名サッカーチームのユニホームと同じ色になるとして却下された。
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